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自分に合った食事〜糖質を減らすと体脂肪が減るはイコールではない〜

2019.11.12 07:50

今回は糖質について下記の内容をお話しします。

・分類

・カロリー

・働き

・摂取時の注意点

・提案

・糖質制限の効果は?


【糖質の分類】

炭水化物は、「食物繊維」と「糖質」に分けられます。

つまり、糖質とは炭水化物のうち、食物繊維を除いたものになります。

さらに、糖分子の数に応じて単糖類•二糖類•小糖類•多糖類と分かれていきます。


大まかに分類すると、下記のようになります。

・単糖類→ブドウ糖•果糖•ガラクトース

・二糖類→ショ糖(ブドウ糖+果糖)•乳糖(ブドウ糖+ガラクトース)•麦芽糖(マルトース)

・小糖類→オリゴ糖

・多糖類→でんぷん


ショ糖はいわゆる砂糖で、オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす働きがあることでも知られています。


【糖質のカロリー】

以前の記事で炭水化物(糖質)は1gあたり4kcalとご紹介しましたが、人工甘味料などの糖アルコールは1gあたり平均2kcalです。


【糖質の働き】

糖は血糖値の上昇に関与をします。

食事をとると食べ物の中の糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれることで血糖値が上がります。

すると、すい臓からインスリンが分泌され血中のブドウ糖が肝臓や筋肉に取り込まれることで血糖値が下がります。

これが健康な人のサイクルです。


インスリンの分泌量が少ない•分泌のタイミングが遅い•作用が低下するなどの理由から血糖値が下がらなくなることが慢性的に続くのが糖尿病です。


【糖質摂取時の注意点】

インスリンが正常に働いている場合でも急激に大きな血糖値の上昇が起こった場合には、インスリンの分泌量も通常より多くなります。

インスリンには「脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する」働きがあるため、結果的に糖質を中性脂肪に合成し、その中性脂肪が体に蓄えられてしまうことになります。


これが、急激な血糖値上昇を招く食事が推奨されない理由です!

気をつけないといけませんね。


【カンビアールからの提案】

カンビアールの i × gene(イクロスジーン)では「インスリンの反応」「インスリンの効き」について正確に調べることが出来ます。

それらの結果によって「糖質の量自体を気にすべき方」、「食べる順番で血糖値をコントロールすべき方」、「そこまで糖質を気にしなくても大丈夫な方」などが分かり、自分に合った方法を見つけることが可能です。

【糖質制限の効果は?】

さて、ここからは糖質に関して意外と知れらていないことを1つお伝えします。

最近むやみやたらに糖質(炭水化物)をカットする傾向がありますが、なぜでしょう?


本来ダイエットなどをする際「体脂肪の減少」が基本の考え方となりますが、多くが「体重の減少」にしか目を向けていないのが問題です。

糖質(炭水化物)が体内に取り込まれるときにその質量の3倍程度の水分と結びつく特性があります。


反対に糖質(炭水化物)をカットすることで体内に蓄えられている糖(グリコーゲン)を消費し、一緒に取り込まれた水分も排出されることで体重が減少します。

しかし水分で体重が減っただけでサイズは全く変わらないことがほとんどです。


糖質が単に太る栄養素ではないということが広まればいいなと思います。

正しい知識を持って、ダイエットをしていただくことが重要です!