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ローカルベンチマーク(ロカベン)会議の委員に中小は着目すべし

2016.04.18 04:05

【ビジネス ニュース】 平成二十八年四月十四日に経産省(大臣:林幹雄)は、『ローカルベンチマーク(ロカベン)活用戦略会議』を設立し、本年度中に四回の開催を予定する。三月に公表された『ロカベン』は、企業の健康診断ツールとして位置付けられ、金融機関等が対象企業を判断する為の新たな指標となる。中小企業及びビジネス系の士業にとって、今後を左右する指標が『ロカベン』だ。


本会議は、安倍晋三 内閣総理大臣の『ロカベン』活用の指示の下で設立された。座長は金融庁参与・「成城大学」元教授の村本孜。参加予定の機関である二十六の委員は以下の通り。



またオブザーバは、「日本政策金融公庫」中小企業事業本部、「日本政策金融公庫」国民生活事業本部、「内閣官房」まち・ひと・しごと創生本部事務局、「金融庁」、「総務省」、「経済産業省」、「経済産業省」中小企業庁。事務局は、「経済産業省」経済産業政策局 産業資金課となる。




<ロカベン六指標・四視点>

 『ロカベン』は六指標で構成される「財務情報」と四視点で構成される「非財務情報」に大別される。


六指標

  1. 売上高増加率(売上持続性)
  2. 営業利益率(収益性)
  3. 労働生産性(生産性)
  4. EBITDA 有利子負債倍率(健全性)
  5. 営業運転資本回転期間(効率性)
  6. 自己資本比率(安全性)


四視点

  1. 経営者への着目
  2. 関係者への着目
  3. 事業への着目
  4. 内部管理体制への着目



尚、既報「財務分析が自動化、自社の業界平均との差が一目瞭然に」では、『ロカベン』の使い方と解説を記した。

(了)