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私を支え続けてくれた人

2019.11.13 02:18


伯母との関係を友人に話すと大体の人が驚きます。

私にとってはあたりまえの関係だったので何だか少し不思議な気持ちになります。

伯母がまだ千葉に住んで居た頃、祖母がオムツを履いた私を連れ、飛行機で年に数回、遊びに連れて行っていたそうです。

保育園に通うようになってからは一人で飛行機に乗って遊びにも行っていたそうです。

今思うと幼いながら大冒険をしていたのだなと我ながら感心してしまいます。

私が小学生の頃、伯母が福岡に引っ越して来てからは夏休みには必ず泊まりに行き、自由研究を手伝って貰っていました。

その時によく少年科学館に連れて行ってもらっていたことがとても印象に残っています。

中学1年生の時、中学校が福岡市内で、私の住んでいる実家から通うには片道1時間半以上であった為、市内の伯母の家から通学していた時期があります。

この時の私は成績にとても固執していました。

何故かというと伯母の子供達は成績がとても良く優秀だったからです。

私もそれに恥じない成績を取らなければいけないと思い込み猛勉強しました。

伯母に褒めてもらいたい、その一心でした。

ですがそれに疲れ1年で実家に戻りました。

実家に戻ってからはだんだんと勉強をしなくなり、高校時代の成績は本当に散々なものでした。

その後私が過食症になり、ある時自分を見失ってどうしていいか分からず、海で途方に暮れていました。

すると伯母が迎えに来てくれ、私を抱きしめてくれました。

家に引きこもっていた時には、たまに様子を見に来てくれ、食事を作ってくれたりしました。

母と上手くいかず落ち込んでいる時は伯母に泣きながら電話をすると、私が落ち着くまでずっと話を聞いてくれていました。

こんなに沢山の迷惑を伯母にはかけてきましたが、一度も嫌な顔をせずに私を支えてくれました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この感謝の気持ちを私の生き様で少しずつ恩返ししていきたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

大村 栄理