転職で年収を上げるための重要ポイント8個とは?
「なんとなく転職を考えている...」
「転職するなら年収をアップさせたい」など
なんとなく転職を考えてはいるけど、どうせ転職するなら年収をアップさせたい!という方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では「転職して年収をアップさせるのに重要なポイント」を転職のプロであるポテンシャライトが詳しく解説していこうと思います。
転職の際の参考になれば幸いです。
転職して年収をアップさせるのに重要なポイント
転職して年収をアップさせるために重要なポイントは大きく分けると以下の3つです。
- 業界・企業の選び方のポイント
- 自身の魅力の伝え方におけるポイント
- 年収交渉のポイント
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
業界・企業の選び方のポイント
まずは業界や企業を選ぶポイントをご紹介します。
平均年収が高い業界を選ぶ
年収アップを目的に転職を考える場合、給与水準が高い業界を選ぶことをオススメします。平均年収1000万円の業界で1000万円もらうのと、平均年収500万円の業界で1000万円をもらうのでは、どちらが容易か明らかです。
業界別に見てみると平均年収が高い業界は、
- コンサルティング業界 平均年収1017万円
- 金融/保険業界 平均年収742万円
- メディア業界 平均年収735万円
平均的な業界は
- 人材業界 平均年収503万円
- サービス業界 平均年収495万円
- ジュエリー業界 平均年収438万円
(出典:CLABEL【2019年最新版】業界・業種別平均年収ランキング【令和版】)
と、平均年収だけ見ても倍近くの差があることがわかります。
業界未経験でも、同じ職種であれば十分活躍の場はあるので、平均年収の高い業界を選んでみてはいかがでしょうか。
評価基準がクリアな企業を選ぶ
社会人であれば、「年収=あなたへの評価」ということを十分に理解しておくべきです。もちろん、個人で業績を残していても会社として業績不振の場合は年収アップが難しい場合もありますが、基本的には「年収=評価」ということを頭に入れておきましょう。
評価基準が明確になっていて昇給や昇進がしやすい企業を選ぶことで、あなたへの正当な評価が、年収として反映されるでしょう。
一方で、上長や経営者の判断のみで昇給や昇進が決まる企業だと成果が正当に評価されないため出来るだけ避けましょう。
そのため、面接の際に評価基準がクリアかどうかは確認しておきましょう。
福利厚生に着目してみる
基本給だけにとらわれることなく、各種手当などの福利厚生に着目してみるのも良いでしょう。
福利厚生の一つとして家賃補助や家族手当などがあります。これらの各種手当だけで月額10万程度給与に上乗せされる、なんてこともザラにあります。
また、楽天などでは「金銭的なサポートだけではなく、社員の暮らしと心身の健康をしっかり支える仕組みを提供する」べく、3食無料のカフェテリアで健康的な食事を提供しているほか、体を動かしてリフレッシュできるよう最新設備を備えたジムや育児と仕事を両立するための社内託児所や制度等も整備されています。
こうした福利厚生が充実していることは、額面の金額の多さだけでなくQOLを高く保つために大切なことです。
自身の魅力の伝え方におけるポイント
もしあなたが輝かしい経歴をお持ちでも、採用担当者に伝わらなければ意味がありません。ここでは魅力の伝え方におけるポイントをご紹介します。
自分のスキルを客観的に分析
自分のスキルを「客観的」に分析することで採用担当者により適切に評価されやすくなります。スキルを分析した上で、自分が御社で「何ができるのか」や「何をやっていきたいか」をしっかりと伝えましょう。
新卒採用の場合、学ぶ姿勢やポテンシャルが大きく評価されますが、中途採用の場合は、学ぶ姿勢よりも「何をアウトプットできるのか」を見られることが多いです。
自己分析を「客観的」にしっかりと行い、採用担当者に魅力を伝えましょう。
自己アピールはしっかりと
自己分析を客観的に行ったら、自己アピールもしっかりと準備しましょう。
スキルや経験の洗い出しは、履歴書や職務経歴書を充実させる上でとても大事ですが、自己アピールでは、自分が企業が求める人物像であることを採用担当者に強く意識させることができます。
企業の社風に合わせた自己アピールや自分の人柄をアピールするなど、スキル面でなく人物面でも高評価を得ることが内定につながります。
年収交渉のポイント
年収を交渉する上で抑えておきたい重要なポイントをご紹介します。
面接の際に年収について交渉しておく
年収交渉する際は、面接の際に行うことを意識しておきましょう。また、話を持ち出すのは面接の終盤が良いです。
面接が一回だけではない場合、一次面接で給与の話をするのは避けた方が無難です。求職者からの逆質問は採用担当者にとって、とても印象に残ります。一次面接でいきなり給与の話をすると、待遇・給与面だけでウチを選ぶのかと捉えられかねません。
二次面接や最終面接の「何か質問はありますか?」などと聞かれたタイミングで、「求人情報の内容を改めて確認したい」などのスタンスで切り出すと良いでしょう。
希望金額は具体的に伝える
面接の際に希望金額を聞かれる場合があります。その場合は、できるだけ具体的に伝えた方が良いです。
また、現職や前職の給与を聞かれる場合があります。「基本給、手当、ボーナス、合計年収」など、細かく把握して答えられるようにしましょう。
希望年収の決め方は自分のスキルや業界水準、ポジションなどから判断し、水準とかけ離れないように注意しましょう。
エージェントに依頼する
転職活動が初めての方や、年収交渉に自信がない方は、「印象が悪くならないか心配」「お金の話はしづらい」など悩まれるのではないでしょうか。
また、交渉するぞと思っていても、いざ切り出せなかったなんてこともよくお聞きします。
そんな時はエージェントに依頼してみてはいかがでしょうか。希望年収なども市場全体を把握している客観的な視点からアドバイスをもらうことができます。
年収交渉でお困りであれば、エージェントに依頼して交渉してもらうのも手です。
年収交渉における注意点
年収交渉で不用意なことを言ってしまうと、マイナス評価に繋がってしまいます。年収交渉をする際に注意すべき点をご紹介します。
現職や前職と整合性を持たせる
先ほども述べましたが、具体的な年収を提示する時にあまりにも見当違いな金額をあげてしまうと、マイナスな評価になってしまいます。
現職や前職での年収や、自分のスキル・貢献度などから総合的に判断して整合性を持たせましょう。
もし妥当な金額がわからない場合は、転職エージェントなどに相談することや四季報・決算情報を調べることをおすすめします。
いくらでもいいとは伝えない
希望年収を聞かれた際に、自信がない方は「いくらでもいい」と答えた経験がある方は多いのではないでしょうか。
実はこれ、採用担当者からあまりいい目で見られません。どんな商品でも値段があるように、自分自身にも「価値づけ」をするべきです。
聞かれて困ってしまった時は、「御社規定に従います」などが無難な答え方です。
面接後にメールなどで送らない
「面接中に交渉しよう!」と思っていたけれど、いざ面接中になると給与の話がなく言い出せなかった、なんて経験ありませんか?
面接中に給与交渉できなかった時でも、後でメールで交渉するのは悪印象です。原則として「直接」「面接時」に伝えるようにしましょう。
もしどうしても交渉したい場合は、内定をいただいた後、「相談したいことがある」と言って直接相談することをオススメします。
ポイントを抑えて、納得できる年収で転職しよう!
いかがでしたでしょうか。
重要なポイントをしっかりと抑えて、あなたがしっかりと納得できる年収で転職しましょう!しかし、初めての転職や慣れていない給与交渉などでお困りの方は多いのではないでしょうか。
そんな時は転職エージェントを利用することで様々なサポートを受けることができます。
当社ポテンシャライトでは「スタートアップ・ベンチャー企業」に特化した転職支援を行っています。
「スタートアップ・ベンチャー企業」に転職をお考えの方は、ぜひ一度転職相談にいらしてください。お待ちしております。
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