寺田本家の日本酒。発酵の力!本物の百薬の長を飲もう
氣功療術を受け始めた時、氣功は亀甲に通じゆっくり。でも兎より先にゴールするんですよ。発酵はゆっくり。でも腐らない。急いで作ったものは腐敗する。どちらがいいですか?と氣功師の方に言われました。
発酵食品の力を私の仲間達はよく知っています。今日はみんなが大好きな寺田本家の日本酒の話をしましょう。
戦後の日本は「速醸」といって、添加物だらけの即席の酒造りが主流です。酒造りの初期段階で、石油から作られた合成乳酸を投入します。こうすると雑菌は死滅し安定した酒造りができますが、微生物が働けなくなるので、添加物を入れて人工的に発酵させます。こうして利益は出るが百薬の長からはほど遠くなってしまったお酒やストレスのせいで、自らの腸を腐敗させてしまった寺田本家の当主が、自身の健康に目覚め、そして「人の役に立つ酒を造る」と決心をして昔ながらの酒造りに挑むようになりました。
そうして、無農薬・無化学肥料で栽培されたお米を使い、無添加で自然の力で酒造りをするのですが、ここで重要な働きをするのが多種多様な微生物です。蔵に棲みついた微生物が絶妙なタイミングとバランスで発酵させていくのです。
さて、微生物にいい仕事をしてもらうのには「餌」と「棲家」が大事ですが、その一つである棲家すなわち蔵、ここを保健所の指導に従って殺菌消毒してしまうと菌のバランスが崩れ、発酵がスムースに運ばなくなります。悪玉菌(腐敗菌)だけでなく善玉菌(発酵菌)まで殺してしまうからです。私達の体内でも同じことが起こっているのではないでしょうか?行き過ぎた殺菌や抗菌が体内の菌バランスを崩してはいないでしょうか?良かれと思っている清潔思想が、かえってひ弱な体にしているようです。
寺田本家の「むすひ」(発芽玄米酒)で糖尿病や血圧、便秘が改善されているそうです。私も「五人娘」や「香取」を飲んでいますが、明らかに他の日本酒とは違う良さを感じています。本物の百薬の長を飲んで腸に届けて、腸内発酵を活発にする。発酵食品の良さを知って、それからは味噌や醤油や味醂もきちんと発酵させた調味料を使うようにしています。
ある時、虫に刺されて痒みと赤い腫れが治まらず、強い薬を塗っても、その場は痒みが治まってもすぐぶり返していたので、発酵菌が日和見菌を見方につけ腐敗菌に勝った、菌世界の百獣の王、五人娘を試しに塗ってみたろころ、痒みも赤みもみるみるひいていきました。五人娘を虫さされの薬にする。私の自然派虫さされの薬は、次に万能酵母液、そして今は食塩水に変わっているのですが、これについてはまたのお話にします。
下にご紹介した『発酵道』という本は、寺田本家の当主が書かれた本で、この記事の参考にさせていただきました。寺田さんは酒造りを通じて微生物の世界を知り、そこから生き方まで学ばれました。「空っぽになるまで吐き出せば、あとはひとりでに入ってくる。ひとりでにいいことが起こる」「自分らしく、楽しく、競争や排除をせず、仲良くする」そして「よくなるために、悪くなる」法則。一見腐敗した状態も、発酵のために必要だったのだと思えるときが来る。今の腐敗を「よかったね」と受け入れ、「すべてはいいことなのだ」と思い切れば、すぐにでも発酵の道はたどることができる。そして、なにもかもが良くなっていく。
さてみなさんは、発酵の道、腐敗の道、どちらを選びますか?