Ryohei Komori

Ronda Filipinas UCI2.2

2019.02.15 09:59

今シーズン初戦、移籍したマトリックスパワータグでの初の遠征となったフィリピンのステージレースRonda Filipinas。

 

寒い寒い日本を離れてやってきた南国の島国フィリピン。

今回のレースのメインとなる島はパナイ島。マニラからさらに飛行機を乗り継いでやってきた。

スペインから直接やってきたマンセボとも現地合流して無事にスタートできた。

 

第1ステージは200kmと距離も長く、道は今までもワースト3にも入るほどの路面状況が悪く、サバイバルレースになった。数kmおきにオフロードが現れ、舗装されている部分も荒いコンクリート路面で振動がひどい。ゴールした時には手のひらに水ぶくれが出来てしまった。

 

レース展開はというと、スタートしてすぐ逃げ始めたマンセボが2位に4分近くの大差で独走優勝。佐野さんも5位に入り、チーム総合も1位と好発進。

二日目からはリーダーチームとしてコントロール。

コースプロファイルを見たときは平坦基調と思っていたが、実際に走ってみるとそこはアジアツアー。事前情報にないアップダウンを繰り返してなかなか厳しい。風も強い。しかし道は初日よりは随分とマシ。相変わらずコンクリートで荒い路面だけど、未舗装路部分はかなり減った。

 

地元フィリピン人にとってこのレースは、東南アジア選手権やオリンピックの選考に関わっているレースらしく、みんなかなりモチベーションが高い。なので、皆激しくアタックを繰り返しかなりハードな展開だった。

苦労しながらも、チームメイトはみんな強くて、4日間コントロールしきった。

自分も直前に日本で体調不良に陥って若干準備不足だったものの、少しでも勝利に貢献できたのは嬉しい。

 

チームも今季初戦で優勝と、幸先の良いスタートを切れたので、今後もこの調子で頑張っていきたい。

Tweet