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schoko(ショーコ)バイオリン教室 芦屋

熊本で

2016.04.18 06:13

恐ろしい地震が起こってしまいました。

被災地の方が、生命をつないでいくために大変な思いをされている様子に、心が痛みます。


屋根のあるわが家に暮らせて、蛇口をひねれば水が出て、電気やガスをいつでも使えて、電車に乗ってどこにでも出かけて欲しいものが買える。

その全てが当たり前ではなく、ありがたいことなんだと改めて思います。


阪神淡路大震災を思い出します。

緊急車両と大きな布が張られたトラックが行き交い、スーパーで配給があり、近くの小学校のグランドで震災数日後に仮設風呂に入りました。

青森から設営に来られたという自衛隊員の方に、涙が出るほど感謝しました。


大阪方面から芦屋までは、1週間位で阪神電車が再開通しましたが、不通だった神戸方面には、芦屋駅から水や食料などをカートで引きながら何時間も歩いて運ばれました。

1月という季節もありましたが、明るい色の服を着た人が1人もいなかったのを覚えています。


東日本大震災の時は、非常時には音楽など芸術は非力だと落ち込みました。

でも当時のブログを見た元生徒さんが、音楽があるから支えられ立ち直れることもあるとコメントを送って下さいました。



4年前、熊本空港から阿蘇山麓のカドリー・ドミニオンまで行きました。

「志村どうぶつ園」に出ていたチンパンジーのパン君がいる小さな動物園です。


交通の便が悪いので、奮発してタクシーに乗り4〜50分ほど。

のどかな景色の続く緑に囲まれた国道で、優しい運転手さんが

「志村さん先週来てましたよ」

「サインしてくれたりしますよ」

「くまモンは全部で3人(3体?)いて、1人は大阪にいるんですよ」

なんていろいろ話してくれました。シークレットかもしれませんが…。


動物園でも、心温かい方ばかりでした。

ラマさんもダチョウさんもカピバラさんも、檻に入れられず悠々と歩いていて、直接なでなでし放題でした。


「うちのラマはストレスがないから、お客さんにツバ吐きませんよ」と飼育員さん。

神戸の王子動物園ふれあい広場のラマさんとは大違い!とびっくりしましたが、続く余震に強いストレスを受けていると思います。

心配です。