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暮らしの道場

身体の探究!【樫木先生】

2019.11.13 14:15

ボディメイクトレーナー・樫木裕実先生のレッスンday。


毎回、学びが大きく、大充実だ!




それだけに集中力が必要なので、

この時間は


鏡の中の自分自身と樫木先生を見比べながら、

鏡じゃない実物の樫木先生の気配も目の端っこで捉えつつ、

樫木先生になったつもりでダウンロードしようとする…


という

やたらな神経の使い方をすることになる。笑




一般のインストラクターだったらご指摘しない(気付かない?)ような

骨盤と脚の付け根の わずかな角度の違い、

動作中の呼吸の仕方、

手首の先や、膝下の力みまでも見透かされ

細かく戴く、ご指導。


しかも、樫木先生の立ち位置から見えない角度は、マネージャーの庭山さんが伝えてくださるという、二人がかり。



このレベルで

自分では気付けない身体の癖を知ること、

矯正してゆくことは

ネットや本の情報だけで学ぶのは、無理な領域!

直接ご指導いただける醍醐味だ。




この日は特に、

身体の表面から押すマッサージでは刺激が届かず、普段の動作の範囲では動かすこともない、深層部に

グイグイ テコ入れされるのを感じられた。






樫木先生のメソッドは


“この動作はどこに、どう効かせているのか?”

“部位のどことどこが、引っ張りあっているのか?”

ということがわかっていないと、まるで意味がなく、


なんなら

「すごい楽な動作だけど、一体どこに効いてるの??」

と なりかねない程。


単純に見える動作に、繊細な神経が要る。




最初の頃は

それが全くわからない状態の、見よう見まねでしかない状態だったので、

良くない箇所をご指摘いただいても…


とにかく

なにがなにやら、わからなかった。笑

(身体の扱いの 良い・間違いの判断基準が培われていなかった)



あまりにも ちんぷんかんぷんなので、

それこそ「先が見えない」という感覚に陥り、

軽く絶望感感じたけど 笑




レッスンに参加する回が進むごとに、だんだんと

先生がご指摘なさるところの、意味を

理解できるようになってきたと思う。

一歩一歩。





だからといって

すぐに素晴らしい身体に仕上がるかといえば、そんなわけはない。



むしろ、理解が進むとは

「思ったほど出来ていなかった。」

「まだ、ここまでの域なのだな。」

などと、

不出来な箇所をこそ、よくよく直視することになるのだ。




でもさ、回を重ねるごとに

“道筋が見えてくる” ということは

すごい救いだよね。

それが大事なところだよね。




出来させるよりも、前に

身体を理解しながら扱い、身体とともに歩むことが

きっと、大切だ。








自身の課題は、それこそ

遥か彼方まであるが 笑



可動域を上げてゆこう。


一見、動作が出来ているように見えて、

身体の別の箇所を“力み”で固めながら、なんとかキープしているような状態も多いから、

この 力みをぬき、真に効果的な身体の使い方をしていられるようになりたい。


またレッスン中は、身体の各部を同時に意識することになるが

“腹に意識を向ければ肩への意識が途切れる” などといったことにならず

無意識下にも、正しいポジションを定着させたい。





樫木先生のメソッドは

武道の稽古にも、もちろん役立っている。




今までなぜ、稽古の度、特定の部位を痛めていたのか。

傍目には、胴着・袴姿では、姿勢が判断しづらいところがあるが

私はその部位に、極度に負担のかかる使い方をしていたことがわかったし



筋力で克服するよりもむしろ、

関節の柔軟性である、という認識・アプローチになっていった。

いや思った以上に…。

思った以上のレベルの柔軟性・可動性なくして、これほど刀を自在に扱う師範の刀法は

出来ないはずの動きなんだわ、本来。

あらためて、そう思った。


ほかにも色々と、ヒント・刺激になっている。




また、

「師範が以前、こんな風に伝えてくださったアドヴァイスを、私は間違えた意味で捉えていたのかもしれない。

本当のところは、こういう意味ではなかったか。

なるほど……」


などと、

樫木メソッドと照らし合わせて、解読?しているのだ。笑






なにごとも

受け身で教わるだけの姿勢でなく

自身の研究心があってこそ

ほんとうに教えを活かせる、見出せるものだな、

と思う。







一歩一歩

深化してゆこう!






*過去の記事