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モヤモヤの本質の見つけ方②

2019.11.15 01:50

昨日の記事のつづきです。

昨日の記事はこちらから↓↓↓

https://cocoro-to-karada.amebaownd.com/posts/7289529



悔しいという感情から見えてきた、「認めて欲しい」という気持ち。

一つ一つ見えてきた気持ちを、まずは必ず受けいれます。

「あぁ、私は認められたいんだ。」って。

そして、「誰に認めてもらいたいのか?」を探っていきます。

家族?友達?仕事関係の人?近所の人?全く知らない人にも?

そうやって自分にとことん聞いていって出た私の答えは「お父さん」でした。




私の父はどうしても男の子が欲しかったようです。上二人の時もそう願っていたそうですが、私が母のお腹に来たころにはその思いがマックスだったんでしょう。

二人女の子が続いて、今度こそは!って思っていたみたいです。

しかも私はお腹の中で本当によく動いていたそうで、もう絶対に男の子だ!!って思いこんでいたそうです。今みたいに事前に性別が判明したり、教えてもらったりとかはなかった時代なんでしょう。名前も男の子の名前しか考えてなかったそうです。

でも、産まれてみたらあれがついてない。女の子でした。

それはそれはがっかりしたそうです。

その話を、覚えている限りでは、小学校に上がるちょっと前に聞きました。

多少お酒も入っていたんでしょう。なんの話がきっかけでその話になったのかはよくわかりません。もしかしたら、私が物心つく前から、親戚などの集まりの時にも父はその話をしていたのかもしれません。

「かおりはお腹の中で本当によく動いてたから、お父さんぜーーーーったい男のだとばっかり思ってたんだよ~。そしたら産まれてみたら女の子なんだもん。お父さんがっくりきちゃってさ~。名前だって男の子の名前(忍・しのぶ)しか考えてなくて、焦っちゃったよ~。」

って言われました。幼心に相当ショックだったのを覚えています。

その時に何を思ったのかは詳しくは覚えていません。もう30年以上前のことなので。

ただ、心に傷は負いました。そしてその傷がまだ癒えていないことを発見したのです。

「私はお父さんに認められていない。」

「お父さんに愛されていない。」

「悲しい。」





それが友人の妊娠報告の度に疼いてモヤモヤしていたんです。

全く関係なさそうなのに、なぜか?

その心の傷をなかったことにしようとする行動から構築された、今までの価値観と思考回路でいうと、

①女性の身体で産まれたからには、その機能や役目をしっかり果たしていないと、お父さん    に「かおりはやっぱり女の子で良かった」と思ってもらえない。

②「妊娠も出産も満足にできないなら、やっぱり男の子の方が良かった」って思われるに違いない。私が私で産まれてきたことを認めてもらえない。

と、無意識に「私」が思ってしまっていたってことなんです。

これは「父親が本当に心からそう思っている」のではなく(←本人に確かめないとわかるはずないことですから)、

「私」が「勝手にそう思い込んでいる」ことなんです。

「真実」ではないことなんです。

これ、今だから分解して書けているけど、ここにたどり着く前は、この「真実ではないこと」に基づいた①、②の思考が無意識に、自動的に、そして瞬時に思考回路をめぐるので、

その反応としてモヤモヤっとしていたんです。

そして、根底にこの傷からくる思考回路があるおかげで、私のそれまでの価値観が作られていたのでした。それが「上か下か」「勝ちか負けか」にもつながっています。




子供の頃はこんなに物事を深く考えることなんて知らなかったし、単純だったけど、

今思い返してみれば、運動も勉強も頑張ってきたことは、やっぱり父に認められたいという気持ち故だったのかなと思います。もちろん何かを頑張って結果が出れば、単純に自分が嬉しいという気持ちはその当時もありましたが、その頑張って結果を出す目的や動機が、「認められるため」だったように思います。そして大人になり男性と関係を持つようになってから、さらにそれがこじれだしました。そんな頃はもう「お父さんに~」なんて忘れてます。

幼い頃の傷なんて頑丈に心の奥に封じ込められているので、今までの思考回路で自動的に生きているだけでした。でも男女関係って男か女かなので、その傷になんとなくかすってくるんです。その傷の存在を思い出させるというか。。。

そのせいでまぁ本当に色々とこじれてました(笑)色々やらかしました。

その時にほぼ憑りつかれていた思考は、

「女として見られなければ生きている意味なんてない。」

「私の中味なんてどうでもいい、私の身体を好きになって求めてくれる男のほうがいい。信用できる。」

本当にこんなでした。こわっっっ。

だから何人もの男性と同時に関係を持ったりもしていました。それでも常に満たされない。不安で怖くて仕方ない。だからもっと求める。これの繰り返しでした。

これじゃ人生うまくいきっこないですよねぇ。そりゃ離婚もするわ。しかも2回も(笑)




だいぶ話が脱線してしまいましたが、一つの心の傷はこんなにもいろんな事をしでかさせてしまう、こじれさせてしまう力があるということです。

そして、これをそのままにしておくと、ますますこじれてどんどんうまくいかなくなって、

生きにくくなってしまうってことです。

そして、モヤモヤっていうのは、「ここに傷があるよ~」っていう心の奥底に閉じ込められた、その当時の自分からのサインと言うかHELP信号だと、私は思っています。

だからこの小さなモヤモヤをしっかり解決していくことが、その他の色んなことも同時にスッキリさせてくれることだと実感しています。




そして私の場合の「お父さんに認められたい」という気持ち。

実はこれもダミーだと気づいたんです。。。。

まだ続きがあるんです。



次回へ続きます。。。