ノートのとり方を勉強の辞書に追加しました
こんにちは、勉強犬です。
本日は「勉強の辞書」シリーズ、テーマは『ノートのとり方』についてです。
まぁ、これについても個々人に応じてベストな方法は違ってくるとは思いますが、ここにはあくまで僕からのお勧めの方法を記しておきたいと思います。
早速参りましょうか。今日ご紹介する僕のオススメのノートのとり方、
その名も、「フォーユーの法則」です。
うん、いきなり何のこっちゃですよね。詳しく説明しますね。
「フォーユー」はFOR YOUと書きます。あなたのためにと訳してください。
そうです、オススメのノートのとり方、それは「大切なあなたのためにノートをとる」ということです。
FOR YOUの法則
①ノートをとる目的
ノートをとる目的は、「再現性」を高めることです。
再現性が高いということは、もう一回同じことができるということです。いくらノートをとっても、本番でそれが再現できなければ成果は出せません。ですから、未来の自分がそれを見返して再現性を高められるように、ノートをとっていきましょう。
でも、未来の自分じゃテンションが上がらないと思うので、例えば「そのノートを使って好きな人に説明するつもり」でノートをとりましょう。だから、色々忘れないように万全を期して細かいことも書いておく必要があります。
「え、好きな人?いないし。いても別にテンション上がらないし」という場合は、家族や未来の自分に向けて説明するつもりで構いません。
大切なあなたに向けて、メッセージを届けるつもりで、書くのです。
②書けるものは書いておく
大切な人に説明するわけですから、残せる情報は残しておきましょう。記憶って曖昧です。
日付や教材やページ数はもちろん、式や文や図形やどうしてそうなるのかの説明、間違えた理由や感想、自分なりの言葉での説明や面白いと思ったこと、雑学や絵など、大切な人に説明する際に使えそうなものは何でも書いておくのです。
とくに、自分が間違えた問題の後の、どうして間違えたかや、改めて納得したことなどは超重要ポイントです。次は自力でできるようになるために、ノートをとるわけですからね。
もちろん「もう絶対に覚えているから大丈夫」ということは書かなくてもいいと思います。
あ、「図が下手くそで大切な人に見せるの恥ずかしいから書かない」とか言い出しそうなら、先に言っておきますが、想像の中の大切な人はあなたのすべてを褒めてくれます。安心してください。
そんな心持ちで、思う存分ノートをとりましょう。好きな人に説明する時だけじゃなく、自分が復習する時にも役に立ちます。
③注意点
最後に、ノートをとる時の注意点をお伝えしましょう。
いくら好きな人に見せるからって、過度に綺麗にしたり色をつけたりする必要はありません。
大事なのは、人間同様中身です。丁寧に書いた字で、色ペンは2色から3色で、時間をかけすぎずノートをとれるようにしておきましょう。
ちなみに、手は第二の脳とも呼ばれます。使えば使うほど、第一の脳も活性化されますよ。
かの名将、野村克也さん(ノムさん、プロ野球選手・監督・野球解説者)は言いました。
「記憶に頼るな、記録に残せ」
ノートは、君にとって大切なアイテムであり、戦友であり、味方です。テレビ朝日風に言うなら相棒です。
大事にしましょうね。
さて、最初に申し上げました。オススメのノートのとり方は、「大切なあなたのためにノートをとる」。
その大切なあなたの一番の候補は、あなた自身だということを忘れずに。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
過去のあなたから、未来のあなたへ。