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母子家庭、父子家庭 こどものためにも知っておくべきこと

2019.11.15 15:17

母子家庭、父子家庭の方に知っておいてほしいことをまとめていきます。また、実際の生活シミュレーションを紹介していきます。


直近では大学無償化、3歳~5歳の幼児教育無償化が話題となっていますが、こうした制度をしっかり把握しておけば、先の見通しが立ち、少しは不安がやわらぐかと思いますので、是非知っておいてほしく思います。


想定するケース

■家族構成 親 子どもA 子どもB


■収入はパートのみ、年収150万円で住民税非課税というケースだとして紹介していきます。

子どもとの時間を確保するという想定です。


■子どもは二人ともすべて国公立の教育機関を利用。二人とも大学まで進学する。 


■賃貸住宅


■借金なし




利用できる可能性のある制度一覧

■児童手当

中学卒業まで一人当たり1万円(3歳までは1.5万円)

二人が中学卒業するまでに合計約400万円


■児童扶養手当

高校卒業まで一人当たり約4万円~5万円

二人で高校卒業するまでに合計約1900万円


■幼児教育・保育の無償化

国の認定機関なら0歳~5歳まで無料


■高等学校等就学支援金

一人あたり年間約12万円(授業料から直接引かれるので受けとることはありません)



■私立高等学校等授業料軽減助成金

一人あたり年間約12万円(授業料から直接引かれるので受けとることはありません)


■高等教育無償化(大学無償化)

・国公立大学は入学金、授業料全額無料

・私立なら入学金が約30万円、授業料が年間約70万円まで補助金が出る


■給付型奨学金 (大学の制度)

成績3.5以上の人で審査に通れば、2万円~7万円/月の返済不要の奨学金制度。


■住宅手当て

住んでいる市町村によってあるところと、無いところがあるので、役所で聞いてみることをおすすめします。


■こどもの医療費控除

住んでいる市町村によって異なりますが、中学卒業までこども医療費無料や、高校卒業までこどもの医療費無料となっています。


■児童育成手当て

東京都など一部の自治体であるので、役所に聞いてみることをおすすめします。




実際の生活をシミュレーション


■支出について

(第一子が大学を卒業するまでの22年間を目安とします。)


▪️教育費

こども一人あたりの内訳

・幼稚園 0円 (別途弁当代がかかる可能性あり)

・小学校 6年間で120万円

・中学校 3年間で150万円

・高校  補助金を受け取ったとして3年間で100万円

・大学  入学金、授業料0円。仕送りは毎月5万円とし、あとは各自、給付型奨学金、奨学金、バイトなどで補うとする。4年間で240万円。


一人あたりの教育費 約610万円

二人の教育費合計 約1220万円


▪️住宅費

毎月5万円だとして、22年間で約1300万円


▪️食費

総務省のデータを参考し、毎月3万円だとして、22年間で800万円。細かくは違いますがざっくりです。


▪️水道光熱費

毎月1万円~1.5万円だとして、22年間で合計約330万円


▪️通信費、日用品、交際費、娯楽費、その他

毎月2.5万円だとして、子どもが高校卒業するまでに合計約550万円


▪️国民健康保険

所得が33万円以下なので、均等割・平等割軽減制度を利用するとして、家族3人でおよそ年間5万円。22年間で110万円

※計算方法が複雑なのでざっくりこれぐらい。


▪️国民年金

親(ご自身)の老後を考えると、免除制度はなるべく使わない方がいいので、すべて支払うとします。22年間で約430万円


支出合計 4740万円


■収入について

▪️公的制度から2300万円


▪️パートで22年間働くとして、3300万円



収入合計 5600万円



さて、収入と支出をざっくり把握しました。

もちろん支出についてはそれでは足りない!ということもあるとは思いますが、想定した金額は最低限を想定しています。努力目標値と思ってください。


この想定で考えると、収入ー支出が860万円となったので、22年間で860万円の余裕があります。


ということは、

母子家庭、父子家庭の方でも、生活の工夫次第では、こどもとの時間をしっかり確保しながら、たとえパートだとしても何とかやっていけるということです。


※大変なことは承知してますが、過度に不安になるのでなく、現実的に将来を見通して、何とかなるんだと思っていただきたくこの記事を書いております。



まとめ


近年、格差社会が取り上げられておりますが、教育の公平性を担保しようと制度が整えられてきてます。

また、母子家庭、父子家庭を応援する制度もあります。


これら制度を活用し、しっかりとお金の管理さえできれば、やりくり次第では子どもとの時間を十分とりつつ、子どもに十分な教育をうけさせることができます。



(追記)

無理を言うためにこの記事を書いたのではなく、希望や何とかなるという気持ちを持っていただきたく、この記事を書いたことをご理解いただけると幸いです。







最後に

こうしたシミュレーションはご家庭の事情で様々です。家族構成やパート収入、子どもの進路、介護状況など、各ご家庭でそれぞれのお悩みがあるかと思います。


私の提供している家計のパーソナルトレーナーをご利用しただくことで、すべてのお悩みを解決できるとは限りませんが、個々のご家庭に合わせた今できる最大限の対応をさせていただきます。


「漠然と将来を考えて不安になるのではなく、現実の将来を見通して不安を克服する」

こうした作業を一緒にさせていただければ幸いです。