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12/13.14.15 しめ飾りワークショップの詳細とお申し込み

2019.11.17 01:00

※全ての回で満席となりました!本当にありがとうございます!


皆さんおはようございます。

告知が例年の如く遅くなり、引越しの前後にもお問い合わせをいただいておりました「しめ飾りワークショップ」。ようやく告知をすることになりました。


今回は出張ワークショップという形で大阪、奈良の素敵なお店、アトリエにお邪魔をしてワークショップを行うことになりました。


大阪では皆さんおなじみ、作家ものの器のお店「暮らし用品」さんで12/13,14に。

奈良では自然の恵みを手の中で結ぶ活動をされている「いとみち」さんのアトリエで12/15に。

それぞれワークショップをさせていただくことになりました。


サササのしめ飾りワークショップは藁の「はかま」はずしから始まる刈り取り直後の状態から飾り付けまでを行うフルコース。皆さん気合をいれてご参加ください。


それでは今回作っていただくしめ飾りについて紹介させていただきます。今回ご用意したものは、

・玉締め(玉飾り)

・鶴

・亀

の3種類になります。


<玉締め>

例年通りだと輪飾りとしてお伝えしていたものですが(去年のブログ参照)、今回違うのはその太さです。

藁をなう(撚ることを「なう」といいます)際に途中に「あんこ」と呼ばれる藁を束ねたものを挟み込み、太さに強弱を出したのが特徴的。

さらに藁束を網目に差し込んだ「サゲ」も入れて、末広がりを表現しています。

サゲの数は通常吉数である「七、五、三」の本数が多いですが、後ろに長く垂れた「清め」や「祓い」の力が強いとされる「精麻」で残り1本を表現しました。(もちろんサゲは3束つくっていただいても大丈夫です)

中心に瑞祥の木として、縁起の良い木と呼ばれている「榧(かや)」の枝、難を転じる「南天」の実などをあしらっています。

お好みによりサゲの数、飾り付け(花材)など、自由にしていただいても大丈夫です。

<鶴、亀>

毎年恒例、「鶴は千年、亀は万年」の長寿の象徴である鶴、亀。

実は毎年すこしずつバージョンアップしています。

今年は飾り付け部分に「精麻」をふんだんに使っています。

鶴は頭部〜首と尾に。

亀は足首と尾に。

大きさも去年と比べると少し大きくなっています。(個人差は出るかと思います)

お正月だけではもったいないという方には縁起物としても飾っていただけると思います。

去年「鶴」だった人は今年は「亀」、去年「亀」だった人は今年は「鶴」をつくりたいというお声をよく聞かせていただいています。

今年はどちらをつくりましょうか??

「鶴」「亀」に関しましては基本的に花材を使いませんが、ご希望の方は飾りつけもしていただけます。

<素材について>

今年も嬉しいことに素敵な素材が集まっています。

「藁(わら)」について

今年も京都福知山より、ミヤサイさんからいただいた「黒もち米」の藁を使用します。

根元が高貴な紫色に染まった藁。今年のものは全体の緑色がとくに濃いように思えます。

また、もち米の藁は米藁に比べて「しなやか、やわらかい、長い」ことからしめ飾りがとても作りやすくなります。

ミヤサイさん、いつもありがとう。


「花材」について

今年も兵庫県宍粟市の繁盛(はんせ)地区のお知り合いから榧(かや)をいただきました。

そう、私たちが移転をした地です。

この土地では門松をつくる際に榧を使うことが多く、瑞祥の木として、縁起の良い木と呼ばれています。

古くは仏像の材料になったこともあり、現在では将棋盤の最高級品の材料となっています。

日本ではあまり見ることがなくなったとされ、幻の木とも呼ばれています。

繁盛という土地名からも縁起が良さそうです。

稲穂も一部宍粟市で採れた緑米、イセヒカリのものや、その他の花材も福知山、宍粟から採れたものをご用意する予定です。

「精麻」について

野州大麻(やしゅうおおぬさ)を加工したもので、国の許可を得てつくられている云わば大麻草です。栃木県でつくられたものです。

本来の使い方としては祓具(はらえぐ)として不浄を祓い清めるためなどに用いられ、神事には欠かせない素材です。神社によっては藁ではなく精麻だけでしめ縄をつくっているところもあります。

時が経つと徐々に白く変化していきます。今回使うのは今年収穫、加工されたもので黄金色をしています。

以上がしめ飾りの紹介になります。ぜひこれらの素材を使って、ご自身の手でトシガミ様を迎え入れる準備をしていただきたいと思います。

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<ワークショップ内容>

[日程]

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● 暮らし用品 12/13,14の2日間 

 住所:大阪市阿倍野区阪南町1−45−15

○12/13(金) 10:00-13:00・・・A(玉締め)※満席となりました

○12/13(金) 14:00-18:00・・・B(鶴or亀)※満席となりました

○12/14(土) 10:00-13:00・・・C(玉締め)※満席となりました

○12/14(土) 14:00-18:00・・・D(鶴or亀)※満席となりました


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● いとみち 12/15の1日間

 住所:奈良県奈良市多門町26

○12/15(日) 10:00-13:00・・・E(玉締め)※満席となりました

○12/15(日) 14:00-18:00・・・F(鶴or亀)※満席となりました


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「玉締め」と「鶴or亀」での開催時刻が異なります。ご注意ください。

鶴or亀の回は鶴もしくは亀のどちらかしかお作りいただけません。


また、玉締めは3時間、鶴or亀は4時間といった、長時間を有するワークショップです。

藁をなったり、飾り付けをするのに多くの時間を有します。

予定時間内で終了するよう尽力いたしますが、延長する可能性もございます。

お時間に余裕をもってご参加ください。


藁の「はかま」はずしから始まり、飾り付けまで、

ほぼ全ての行程を体験していただきます。

作業後はお菓子、漢方茶をご用意する予定です。


[定員]

○暮らし用品:各回8名ずつ

○いとみち:各回6名ずつ

お申し込み先着順です。


※お子様の参加について

暮らし用品さんでは常設の割れやすい器が並んでおり、いとみちさんのアトリエでは壁紙が破れやすい和紙で貼られています。

恐れ入りますが、ワークショップに参加されないお子様をお連れするのはご遠慮ください。

ただし、お子様がワークショップに参加されたい場合は、小学生以上のお子様に限り参加可能となります。

(その場合お母さんorお父さんの参加、お子さんが器を割らないよう、壁紙を破らないよう見守っていただくことが条件となります)

私たちの方でも目が届く範囲で見守らせていただきますが、ご協力お願いいたします。


[参加費]

お一人 3500円


[持ち物]

汚れても良い服装

(藁を足で掴む作業があります。スカートではなくパンツがおすすめです)


[申し込み方法]

・当店メールアドレスにお申込み sasasa.syouten@gmail.com

 ※instagram,facebookのメッセージでのお申し込みはできません。

 受付は当店のみで行います。暮らし用品さん、いとみちさんではありませんのでご注意ください。

 

 ●必ずお名前、お電話番号、参加人数をご明記ください。

  お1人のご参加であっても必ず参加人数をご明記ください。

 

 ●参加日程(ABCDEFのいずれか)をご明記ください。

  ABCDは暮らし用品さん、EFはいとみちさんでの開催です。

  お間違えのないようご注意ください。

 

 ※先着順となります

 

 ※お申込み後、当店からの返答でご参加確定となります。

  当店から返答がない場合、メールが届いていない可能性があります。

  恐れ入りますが、再度メールなどでお問い合わせください。

  (メールの返答には数日かかる場合があります。定員になり、ご参加できない場合も必ず返答いたします)

 ※当日はお子様連れのお客様もいらっしゃるかと思いますので、みなさまご協力お願いいたします。



最後に、本人手づくりのしめ飾りはトシガミ様も喜ばれるそうです。(毎年言っている気がしています)


それでは皆様のご参加お待ちしております。