いけばな #25 #26
10月は台風と行事に重なりましていけばなお休みしまして、1カ月ぶりです。来月も学芸会とセミナーが重なり行かれないという状況ですが、自然とそんな流れになってきました。いつもの2・4週目だと思っていたので、そこを開けていたので、不意打ちでしたが。(笑)資格取得を目的にしているわけではないので、気軽にお花と師匠と触れ合う感じで行きたいと思います。
さて、昨日は師範のお二人の方と私と3人のお稽古だったのもあり、マンツーマンで教えて頂けました。この半年くらいは、華道に慣れてもらうためということで、作品への手直しや模範で活けることは意図的に少なくしていたというこでしたが、昨日はほぼ師匠に生けていただきました。ようやく、教えてもらう基盤づくりが終わったということなのでしょう。言われたことが、理解できる脳に少しはなっていたように感じました。
例えて言うならば英語の勉強もそうで、英語脳になっていないと入っていかないです。今、ようやくリスニングができるようになってきたから、新しい単語を覚えてみようとかいう気になってきています。それまでは自分のストックだけで英語を話すのが精いっぱいというところでしたから。もがいているからこそ脳が変わる。No pain, no gainだったのかと、ここまでの半年を思いました。
家でお稽古の通りに生けてみました。
赤目柳は、まっすぐの形状だったのですが、しならせて枝が曲がるようにしてから活けています。しならせ方も、師匠は手先のほうまで見せて教えてくれました。所作も大事と考えていらっしゃるようです。よく見習って、素敵な大人になりたいです。
師匠が活けると、ミラクルが起こります。そんなところでよく枝が止まわっ!というところで、ピタッと枝が交差する。1ミリまで気を使っています。花との対話がすごいです。
「基本立真型でもここまで生けられる。そういうことを知ってもらいたい」とおっしゃっていました。師範の方々も、驚いていました!
何がなんだかわからなかったところをようやくすぎて、また2週間後のお稽古です。頭に入る土台ができてきたのを認識したので、日々意識しながら生けていきたいと思います。明後日は部屋でセミナーをするので、このお花が皆さんを出迎えてくれるでしょう。