大量消費を見直す
2019.11.18 02:02
家にいる日のお昼は、テレビドラマ「やすらぎの郷」を見ています。
少し前に、終戦後日本が大量生産・大量消費の時代に入っていく場面がありました。
もう壊れたモノを直して使う時代ではない。どんどん作って、どんどん買って、壊れたり飽きたりしたら捨てて、また新しいモノを買えばよい。=経済がうるおう。
シーズンごとにファストファッションを買うような、大量消費に慣れきった私でも悲しくなる場面でした。
モノのない時代を経験した人々は、モノをたくさん持つことが豊かさであると信じた。
でも現在はみな、たくさんのモノをもつことが、豊かさではないと気づいています。
むしろ心満たされない人が多くのモノをもつのだと書かれていたりします。
新しいモノを持ちたいという欲求のほうはおさまらないようですが、、、
より便利に、より可能性を求めて、それも進化という視点では素晴らしいことなのですが、便利が豊かさではないことにも気づいています。
むしろ不便であることを楽しむ余裕こそ豊かさであるとも考えられます。
昭和からの大量生産大量消費の時代は平成へと続き、
新しい時代令和は、人々がモノを吟味して選び、それを大切にし、壊れたら修理し、モノを使い切る、モノの価値が高い時代であってほしいし、私はそうしていこうと決心します。
生前の樹木希林さんがそうであったように、
自分の周囲には自分がかっこいいと思うお気に入りだけ(コンテンポラリー風水的です)を選び、不要なものを極力もらわない、あげない。
自分が管理できる量を、モノとよく向き合って愛で続ける豊かな生活にしたい。
ゴミ問題の上でも、とても大切なことと思います。
このミニ胡蝶蘭は、枝が何本も出て規格外だから1本400円。
お花がたくさんつくのに・・・ありがたい話です。