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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

教育系企業の不正受給等のニュースを見て僕が思ったこと

2019.11.18 15:05


先日のことです。


新聞のある面に、こういったニュースが載っていました。


社会福祉法人みらいが、勤務実態ない保育士名を申請し、給付費1700万円を不正に受給していた


この「げんきっず」という保育園、知り合いが働いていたこともあって、よく名前を知っていたんですよね。


母体は幼少期から中高生まで、子ども達の成長をサポートする教育系企業さんです。その企業が、嘘をつき、市から不正にお金をもらっていたというニュースを聞いて、ひどく悲しくなりました。そして、その理由として、保育園業界の様々ないきさつがあったことも聞きました。


僕が思う子どもにとって一番の教育は、大人が格好良くあること。格好良くあろうとしていること。子ども達に、その姿や姿勢を見てもらって、「おお、俺も早く大人になりたいぜ!」「私もあんな風になりたい」「へー、大人ってすごい」と思わせられたら一番だと思うんですよね。


なのに、一番お金をかけなくちゃいけない教育に、うまく行き渡っていない現状で、こういった事件まで起きてしまう。どうしてそうなってしまうんでしょう。日々日々真面目に子ども達と向き合っているのに、そのしわ寄せがくる現場の人たちも可哀想です。


一応塾経営者として、業界の片隅に籍を置いている僕ですが、その僕ですら、この世界で教育に携わる素晴らしい大人達が沢山いることを、ちゃんと知っています。


塾という場所だけではありません。学校にも、幼稚園にも、保育園にも、フリースクールにも、教材会社にも、ありとあらゆる場所に、当たり前に教育に携わる格好いい大人達がいることを、僕は知っています。


日々日々自分に嘘をつくことなく、何ができるか頭を働かせ、自身の成長も怠らず、不安や葛藤と戦いながら、信念と覚悟を持って、懸命に子ども達と向き合っている。


そんなみんなが一致団結というわけにはなかなかいかないけれど、お互いがお互い切磋琢磨しあって、理想を追求していくことこそが、子ども達にとって最高の環境につながると思うんですよね。


だからこそ、こんなニュースは悲しいです。ここから、携わる企業の方はもちろん、国を挙げての格好良くあろうとする大人の姿、期待しています。




最後に。


連日連夜、巷で流れる嫌なニュースを見て、未来に不安や絶望の影を落とす子ども達がもしいたとしたら、ちゃんと知っておいて欲しいな。


きっとあなたの身の回りにも、いる。信頼できる大人が。この先でも沢山出会う。素敵な人たちに。だから、なんだか良くないニュースばかり目立っちゃうけどさ、安心して探してみてね。自分の居心地の良い場所を。


焦らなくていいからさ。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

珍しく時事ニュースをきっかけとしたお話でした。