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#73 大豆収穫とヒヨコ見学

2019.11.18 05:57

【鈴木 純・愛】

11月初旬。団地のアグリサポーターさん指導のもと、今年の夏、団地の皆さんと一緒に植えた大豆の収穫をしました。

秋らしいススキが綺麗だな、塗り替えた団地ともよく合うな、と思っていたら、「大豆が生えてるのはここだよ」とアグリサポーターさん。自分でも植えたのに、一見しただけでは大豆が見つからないほど、他の雑草が生い茂っています。

よくよく見てみると、大豆を発見!この場所はもともと雑草が生い茂っている場所で、夏は草刈りをアグリさんにしていただいた後に、大豆を植えたんです。植えてからは収穫まで手をかけず放ったらかし。ススキなどの雑草もたくさん近くに生えているのに、負けずに豆が実っていました。

農薬も使っていませんので、大豆のすぐ近くにカマキリもいました!かわいいですね〜。草にうまく隠れてますね。

大豆はカマで根元から刈って収穫。雑草ごとどんどん刈ります。最初は雑草に紛れて見つけられなかったので、もっと少ないかなーと思っていましたが、刈ってみるとカゴいっぱいになりました。第1回目のほったらかし大豆の収穫、大成功!大豆は土を良くする作物なんだそうです。そのうち、この雑草地帯も良い畑になるのかも?農家さんから聞く農作物のお話も奥が深くて、とっても面白いです。

雑草の中での収穫だったので、気がつけば服にはお土産がいっぱい!このタイプのくっつき虫(洋服にくっつくタネのこと)は初めてでした。服から取るのは面倒でしたが、タネの形がかわいいので、ちょっと楽しかったです。


収穫が終わったら、今度は大豆の乾燥作業へ。4号棟にはアグリサポーターの作業部屋があります。今回は、ベランダが空いている2階の部屋を使うことに。

大豆を4〜6本の束にして、根元を括って干していきます。今回括るのに使ったのはシュロの紐。植物で出来た紐なので、干し終わった後も分別せず、一緒に処分して、自然にかえすことが出来るんだそうです。

大豆の束を作る人、括る人、干す人と分担しての流れ作業。わたしは束を担当しました。雑草を除けて束にした方が良いのかと思いきや、大豆を取り出して残った茎は処分するから、雑草が混ざっても気にしなくて大丈夫とのこと。確かに、言われてみれば納得です。

ベランダの物干しにハザ掛けして、作業終了!団地のベランダに農作物が干されているのは、なかなか素敵な光景。この量からどのくらいの豆が採れるのか楽しみです。


「ベランダに大豆が干してある、なかなかいいですね〜」などと話していると、養鶏をされているアグリの川尻さんから、「最近ヒヨコをたくさん増やして、これから見学の案内をする予定があるんだけど、一緒に見にくる?」とのお誘いを受けました。

以前、川尻さんの相方である末永さんに案内してもらって、楽しすぎたコッコパラダイス!ちょうど予定が空いていたので、行かないという選択肢はありません!

久しぶりのコッコパラダイス、広々としていてやっぱり素敵な場所です。ここは景色も最高!自然と深呼吸をしちゃいます。


さてさて。早速ヒヨコとご対面。

か、か、かわいい〜!

来た時期が違うので、小さなヒヨコと、少し成長したヒヨコ。ひよこ小屋も、違う種類でも仲良く暮らしてます。

(※音量にご注意ください)餌を取り合っててかわいいです!映像ではなかなかうるさく感じる鳴き声も、現地では周りが自然豊かだからか、ピヨピヨかわいくて全然うるさくなく、むしろ心地良く感じました。朝の小鳥のさえずりのような心地よさでした。

もちろん、大人の鶏たちも相変わらず元気です!前回ご紹介していますので、今回は凛々しい雄鶏だけ。格好いい!

途中、すごく大きなカラスがやって来てビックリ!何かあるのか見に行ったところ、見学中に扉から脱走していた鶏を発見!川尻さんが急いで捕まえて、無事鶏舎に戻りました。それにしても、川尻さんの尾っぽを持つ捕まえ方、ワイルドです!


この日は大豆収穫に始まり、コッコパラダイスのヒヨコ見学と、思いがけず楽しい農業イベントが続きました。二宮団地に住んだことがきっかけで、農家さんとお話したり、農業を一緒に体験したりする機会ができ、たくさんの生きる知恵を教えていただいています。

農家さんだけでなく、今までは出会えなかったような方達との交流がある二宮団地生活、とっても楽しいです。それでは、また!