川奥渓谷-布部(ふべ)ダム遊歩道
※最近はインスタに頼り切って更新が停滞していてすみませんm(__)m※
島根県安来市にある布部ダムの遊歩道です。
紅葉したもみじじ釣られて、遊歩道を散策してきました。
布部ダムは別名で白椿湖と言う名称でも呼ばれています。
この看板を見たとき私は、
NHKのこころ旅の火野正平さんが、ある旅の回でダム湖へ行ったとき、
「ああ、ここにも2つ3つ集落が沈んでるんだね・・・。」
そう呟かれ、火野さんがダムを眺めるシーンを思い出しました。
そして、もしかするとここも同じなのかなぁ・・・と。
先の看板を頼りに、次から次へと色鮮やかなもみじに誘われつつ、奥へと進んで行きました。
看板にあった300mは軽く超えていましたが、なんとなく景勝地と言われていたであろう雰囲気のある場所へ来ました。
私はそこから更に奥へと進んで行きました。
透き通って川底まで見える水、大小様々な岩や小さな滝。
まるで奥出雲町にある景勝地「鬼の舌震」のような雰囲気のある場所です。
もう看板など無く正確ではありませんが、ここがかつて景勝地とされていた「川奥渓谷」に間違いなさそうでした。
でも、この先はもう数十メートル進んだところで、道が藪に閉ざされていたので、引き返えすことにしました。
渓谷の入り口辺りまで戻って、そこからまた別の遊歩道へと進んでみました。
すると、このような看板があったので、白椿を見に向かいました。
白椿への道へ入ると、直ぐに絹掛けの滝がありました。
木の橋ー沢ー藪ー沢ー藪ー沢ー藪といったところを超えて進んで行きました。
落石・倒木もあって、道は辛うじて分かる程度なところを更に進んで行きました。
奥へ行くと、急にその場の空気が変化した感じがしました。
とても神聖な雰囲気で、とても居心地な良い雰囲気。
ゴロゴロとした大きな岩が積み重なり、その隙間から生える木々。
同じと言ったら失礼かも知れないけれど、私の直感ではかつてお参りした、京都・亀岡の「出雲大神宮」の磐座郡と同じ感じ。
その、おそらく磐座であろうところを更に進んで行くとー。
そこには、まぎれもなく御神木であろう木がそびえていました。
「日原神社」のカツラの巨木のような、
「志多備神社」のスダジイのような、
そんな御神木と変わらないパワーを放つ木。
白椿の木は、そんな大きな木の横にありました。
ここまで来るのにかなり大変で、でも、本当に素晴らしい場所で癒されたのですが、この看板を見たときは凄くショックでした。
でも、今度はその白い花を見に来て写真に収めたいと思います(^^)
近くを流れる沢の水もとっても透き通っていて綺麗です。
少し口にしてみましたが、美味しかったです(^^)
他の椿(?)の花芽
いつもは地図ですが、今回は、自宅に帰ってから川奥渓谷のことを調べよう検索をしたときに出てきた、安来市観光協会HPのリンクです。
観光協会のところには、かつて野だたらの盛んだった場所で・・・とかいてありました。
でも、やっぱりあの場所はかつて信仰のあった場所だと私は思っています。