㉙救世主あらわる
私は、二人部屋に通されました。
本当は、病内感染を防ぐ為に、
個室に入院になります。
でも、個室は大部屋との差額が
1日 +25,000円
(゚A゚;)ゴクリ
熱あってぐったりしてたけど、
ビックリしたわー(笑)
2人部屋だと、
1日 +10,000円
何だか安く感じるけど、
十分高いわ…😅
比較的空いている部屋が多かったので、
病院側が気を遣って下さり、
2人部屋に1人で入院する事に。
因みに、インフルエンザの他者への
感染の可能性がなくなってから、
すぐに大部屋(6人部屋)
に移りました😉
私が部屋でボーとしていると、
誰かがノックして部屋に入って来ました。
「久美子さーん。
入るよー。」
聞き覚えのある声…
その顔を見た瞬間涙が溢れました。
私
「O先生…」
そう、そこにいたのは、
死産した長女を取り上げてくれて、
その後、
流産した時に励ましてくれたO先生です。
長男の妊娠時の主治医でもあります。
4年半ぶりの再会です。
私
「先生。
私、双子を妊娠してて、
今、インフルエンザになっちゃって…」
涙がとまりません。
O先生
「大きなお腹して、そんな顔しちゃって…
全部知ってる。
大丈夫だから…
胎児に影響はないよ。
早く治そう!」
私
「はい…。」
O先生
「でね、
インフルエンザの処方薬のタミフルを
飲むかどうかなんだけど、
もし、飲んだとしても、
今の週数なら胎児に影響はない。
ただ、妊婦さんの中には
どうしても飲みたくない。
と言う人もいるの。
久美子さんはどう?」
そんな事言われても
私は判断出来ませんでした。
そして、いつもの困った時の質問。
私
「先生なら飲みますか?」
流産した時も判断に悩んだ時、
O先生に同じようにきいたっけ…
先生
「私だったら…飲むかな…。
34週だし、熱が高いと赤ちゃんも
苦しいと思うよ。
インフルエンザ、早く治すのがいいよ。」
私
「分かりました。
飲みます。」
O先生
「うん。
薬出しておくね。」
そう言って先生は、部屋を出ていきました。
その後、タミフルを飲んで、
次は、お腹の張りを抑える為に、
点滴からマグセントを
入れる事になりました。
このマグセントによって、
新たな試練がいくつも生まれます。
続きます。
私達、産まれる前から
狭い所が大好きなのー🥰🥰🥰
狭い所や茂みが大好きな双子さん。