【肖像権】カメラマンが知っておきたい知識 ①
「肖像権（肖像権）」
自分の顔や姿を無断で写真・絵画などに写しとられたり、
それを展示されたりすることを拒否する権利。
人格権の一部とみなされる。
（三省堂 大辞林 第三版）
SNSに写真をあげる上で
覚えておきたい・知っておきたい知識に「肖像権」がある。
「肖像権の侵害に当たるんちゃう？」とか耳にする。
わたし自身も街中でスナップと撮ったりもしていて、
この問題に直面している。
不特定多数の人が、写り込んでいる場合が特に厄介。
六法全書を理解なんて出来ないから、
Googleで調べてみた。
衝撃的の事実があった。
肖像権には直接的に定めた法律がない！！
わたし自身も
調べるまで知らなかった…。
肖像権の侵害で
逮捕されないという事になる。
その行為に対して、
罰する法律がないからである。
なぜ、問題になっているのか。
なぜ、裁判のニュースが流れるのか。
これまでの判例について、調べてみた。
プライバシーの権利
幸福追求権
パブリシティー権
人格権
財産権
など
上記の権利を侵害したとして、
損害賠償の支払い対象になっている。
しかし、
日本国憲法第21条「表現の自由」
が明記されており、なんとも複雑であったりする。
もちろん、
撮られた側の人から許可を得ていれば、全く気にする事はない。
今ここで
ひとつだけ注意したい点だけは理解できた。
誹謗中傷に値するものを
SNSなどの公然の場に出してはいけない
これは自分が判断するものではなく、
相手がどう捉えるか…で変わってくる。
同じ内容の写真でも
相手が変われば、どちらにでも転がる。
とても曖昧で「グレー」である。
写真をしていく上で必要なのは
「相手を想う」
「相手の事を考える」
SNSなどで公開するのは
自分の承認欲求を満たすためではない。
肖像権などの
写真に関する法律などに興味が湧いてきた。
わたしは法律家ではありません。
間違いがあれば、教えてください。
トラブルを減らすために調べて、
発信していけたらと思っています。
写真愛好家 ワカマツタケヒロ
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