Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

片づけでおうち育 分ける力

2019.11.21 09:24

片づけは、まさに生きた「教材」


前回のブログでは、

片づけには、幼児教室で取り組んでいる「課題」がつまっている!

という私の発見についてお話ししました。


それじゃあ、

片づけのどんなところに、

どんな「課題」がつまってる?


片づけが、おうちでできる知育「おうち育」だという理由を分かりやすくお伝えするために、お片づけアカデミーでは、その「課題」を3つに分けてみることにしました。


分ける

数える

収める



ごく普通の、

誰でも生活の中でできる「片づけ」は、この3つの力を育む、まさに生きた「教材」です。



では、

片づけで育む、この3つの力について、お話ししようと思います。



まず、

分ける力について。


片づけにおいて「分ける」は必須の作業です。

出してから仕分け。

このプロセスは欠かせません。


この「分ける」作業は、

大人でも、嫌い、苦手、考えただけで疲れる…

という方が多いのではないでしょうか?


実は、「分ける」は頭脳労働。

とっても頭を使います。



「分ける」は、

モノとモノとの間に共通項を見つける行為なので、そもそもモノがどんな性質、特徴を持っているのか分からなければ、「分ける」ことはできませんよね。



幼児教室では、「分ける」は重要なテーマとして繰り返し登場します。


知育教室でも、

お受験教室でも、

同じ仲間でグルーピングしたり、

仲間外れを探したり。


「分ける」は、

幼児教育では必須の項目なんです。



「分ける」ためにはモノやコトについて理解していることが前提ですが、「分ける」ことでその理解はさらに深まっていきます。



例えば、えんぴつ、はさみ、のりは文房具。


でも、

「これは、何をするためのモノ?」とさらに考えてみると、

えんぴつ、クレヨンは書く道具

はさみ、カッターは切る道具

のり、セロハンテープは貼る道具


より細かく分けることができますね。




「分ける」ことで、

モノや言葉についての理解が深まるわけです。


しかも「片づけ」は、

実物を実際に分ける!という、体験的学び(これぞアクティブラーンニング)でありながら、その時々にふさわしい分け方を考える、というステップアップ編まで続いていきます!


片づけって

すごくないですか?


だから、片づけは、

おうちでできる知育「おうち育」なんです。

片づけでおうち育〜分ける力を育もう〜では、

子どもと大人の学び方の違いを実感してもらうためのワークをご用意しています。







キッチンアイテムを、「文字カードだけで分ける」というワーク。


文字や言葉だけで考える難しさを実感していただくためのワークです。


「そんなん、片づけの役には立たへん!」とお思いの方のために、キッチンアイテムの片づけ、ワンポインアドバイスも用意していますよ。

当日の内容は、下のリンクからご覧いただけます。



ぜひお待ちしています!


次回は、「片づけで育む 数える力」についてお話します。