ホンモノを超えた?ワンコインで手に入る食玩の魅力とは?
動物戦隊ジュウオウジャーが大人気です!
私自身毎週の放送を極力リアルタイムで視聴し、主題歌が販売・配信された当日に即ダウンロードして日々の出勤時い聞いて本能覚醒して仕事に向かってしまうほどジュウオウジャーにハマっております。
そんなジュウオウジャーの魅力の1つがロボの「ジュウオウキング」です。ジュウオウジャーが召喚するキューブアニマルが合体することで誕生するロボですが、面白い特徴を持っています。ジュウオウジャーは5人の戦隊ですが、ジュウオウキングを構成するのは3体のキューブアニマルで、イーグル・シャーク・ライオン(キューブの番号は上から1・2・3)が基本携帯で、イーグル・エレファント・タイガー(番号は1・4・5)でジュウオウキング1・4・5となり、蹴り技が得意な形態になります。
最近は6番目のキューブアニマル・キューブゴリラが登場し、キューブゴリラを軸にしたジュウオウワイルドも登場しました。(ジュウオウイーグルがジューマンパワーを受けてジュオウゴリラになるという展開も凄かったですね)ロボットの玩具である「DX動物合体ジュウオウキング」はビッキングソードが3体のキューブアニマルを貫くと一瞬で変形するというギミックもよく出来ていて面白い玩具に仕上がってます。
しかしこの「DXジュウオウキング」その名の通り値段もDX仕様…この記事執筆時点での値段はAmazonで¥4,627…新年度開始に様々な値上げの始まった4月の親御さんの財布には正直厳しい…。そこで、お子さんにジュウオウキングで遊んでほしい!でもDX版は買えない・・・そんな皆さんに朗報です!手軽にジュウオウキングを手に入れる方法があるんです!その名も「ミニプラ動物合体シリーズ01 ジュウオウキング」です。
いわゆる食玩と呼ばれる玩具で、コンビニやスーパーのお菓子売り場に置いてるラムネ菓子が同封した玩具です。今回は全5種1箱あたりの値段が¥350(税別)ワンコインでおつりがくるのが嬉しいですね。全部勝っても2000円以下と懐事情に優しい。
自分にとって食玩はその低価格故「手に入りやすいがロークオリティ」というものでした。平成ライダーのアイテムでも食玩が出ていますが、DX版とのクオリティーの差がやっぱり気になってしまいました…。しかし、このミニプラ ジュウオウキングは自分の食玩に対するイメージを一新!そんな「ミニプラ動物合体シリーズ01 ジュウオウキング」をレビューします。
まずパッケージはこちら
正面と背面でジュウオウキングの完成形が見られます。背面では①~⑤それぞれのナンバーでどれが作れるのか紹介されています。
続いて個別にみていきます。まずは①ジュウオウイーグルです。イーグルは①と②、③の一部のパーツで構成されてます。まず①の中身はこんな感じ。箱の裏面が説明書になってますので開封時は気を付けてください。
組み合わせ、完成させたものがこちらになります。キューブ形態のイーグルが再現されてます。
②はこんな状態。
完成させるとイーグルの羽部分とビッキングソードが現れます。
羽パーツを①と組み合わせることでアニマル形態が再現できます。
③はキューブシャークです。ほととんど③のパーツでキューブ・アニマル両形態を再現できます。
④はキューブライオン。一部パーツがシャークに使われます。目の部分のシールを1つ紛失してしまったのが痛い…。
この①~④を組み合わせることでジュウオウキングが完成します!!では動物合体!
いかかでしょう?とてもワンコインで買える玩具の組み合わせとは思えないクオリティですよね!ジュウオウキングのデザインが元々玩具っぽいところが逆に食玩のクオリティをあげることになってますね。また、塗装はなく全てシールとパーツの構成色で再現されてます。さすがにビッキングソード挿入による変形ギミックは再現できませんが、DX版にはできなかった脚部の稼働があるので、DX版にはできなかったポージングができるのが食玩の強みです!
さらに!⑤がキューブウエポンのキューブキリンが入っているので、組み合わせることでキリンバズーカを装備させることができます。
以上が「ミニプラ動物合体シリーズ01 ジュウオウキング」のレビューになります。
総括すると良かった点は
・工具を用いず作ることができる
パーツの切外しにも工具はいりませんでした。シールの貼り付けには楊枝があったほうが綺麗に貼れたかもしれません。
・DX版に匹敵する高いクオリティ
・手ごろな値段&手に入りやすさ
値段もさることながらコンビニやスーパーのお菓子売り場で簡単に5種類揃えられる手軽さはいいですね。
・DX版を超える稼働
可動域がかなり広いので様々なポーズを決めることができて非常に遊びがいがあります。
一方ちょっと気になったことも…。
・意外に難しい組み立て
説明書通りに作れば問題ないですし、複雑な作業もないのですが1つの箱に同封されてるパーツはほとんど同じ色・似たような形なのでお子さんが1人で作るのは難しいかも。パーツの組み合わせは接着剤を使わずパーツの凹凸をはめ込みで行うのですが、ピッタリ組み合う部分だと結構力が必要なとこもありました。自分はキューブキリンの頭を間違えて上下逆さにつけてしまい、組み直したのですが、パーツがガッチリかみ合ってしまい取り外すのに一苦労しました。
・小さいパーツ
ジュウオウキング自体が小さいので、当然パーツも小さいです。小さいお子様が口に入れたりしないよう注意する必要があります。また、ジュウオウキングを作ると余るパーツが出てきてしまうので、それらを失くさないような保管場所が必要です。説明書になっている空き箱も保管必死です。ジュウオウキングへの合体方法やアニマル形態に戻す際に必要になるので、捨てないよう気を付けてください。
以上のような気になる点もありましたが、それ以上に楽しく遊べる要素にあふれてます。ハイクオリティで色々なポージングを決められるのは大きいですね。4月には第2弾が発売予定。ジュウオウワイルドが再現できるんでしょうか?「ミニプラ動物合体シリーズ01 ジュウオウキング」の発売が2月下旬だったので、これからスーパー・コンビニで見つけるのは難しいでしょうが、Amazonでは手に入れられるようです(5個セットで3800円とやや高くなってしまいましたが)。
第2弾発売前に買い揃えて本能覚醒してみてはいかがでしょう?