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2019.11.22 03:53

技術も吊り合わない内から自分自身のことを

“作品”などと呼んでいた、

ケツの青い尖っていた頃はもう随分前ですが

「昔から見ています」「10年前から見ています」と仰って下さるお客様の温かなお言葉に、ふとこれまでの自分を振り返って見たことが切っ掛けでした(><)


🎃🎃🎃


この十数年を振り返れば、未熟で格好付けでイキってて、今見ても恥ずかしいばかりなのですが

それでも子供なりにがむしゃらになって続けてきた

仮装を用いた自己表現という作品作りは、

今に繋がる大切な経験だったのではないかと思いました。


今となってはわざわざ昔の写真を見ることも無く、HDDに保存されているだけの大量の写真

そこに至るまでの経緯や、私の心の変化

なぜ私が自分の外見にここまで固着したのか、メイクに没頭したのか、なぜ自分を作品と呼ばなくなったのか


経歴や心の変化を書き出して、数字に沿って並べ、その頃の写真と照らし合わせてみると

子供なりに様々な思いがあったのだと、

他人事のようにほんの少しだけ健気で

必死で可愛らしくも見えました。


しかしながらなんと言おうと黒歴史です。

その精神的な影響と作品が、今見ても技術的にあまりに吊り合わず

「こういう思いでやってました」

とダイレクトに書いて浅い完成度の写真を連ねるには、あまりにダサくて拙い( ˙^˙ )


それでも、これを私のひとつの区切りとして、嘘偽りなく書き留めておきたい。

でも後で自分で見たら恥ずかしい気がしてならない。


そんな葛藤もあり

デザイナー様にお力添えを頂きまして

難解で、至る所に暗号要素のある、でも全てに意味があるような

そんな遊び心たっぷりの
ヒストリーブックと称した写真集の発売が決定致しました🎉🎉🎉

(初回限定50冊のみブックケースがついています)

わざわざ自分だけの写真を集めた写真集を作るなんてことは、もう今後も無いかなと思っています。

(造形アイテムだけ集めたような、また趣旨の違う印刷物は出したいなーと思ったりもしていますが)

なんと96ページフルカラー(∩>o<∩)

(表紙合わせて100ページ!)




私は、私に作れないものが欲しいし、

私が作るものを私は欲しいと思わない。

そんな価値観だったのですが

今回のヒストリーブックは今は亡き大切な誰かの本を見ているようで、

私も大切にしたいと思えるような、そんな1冊になっています。



1人で生きてきた気で居て、カメラマンさん、デザイナーさん、その他撮影の手助けをして下さった皆様や

長きに渡り見守って下さった皆様

多くの方に支えられて過ごした十数年でありました。

今の私を見てくださっている方は勿論、

あの頃の私を見てくださっていた方々に、こんなに成長しましたとご報告もしたい1冊です。


こうして、ダラダラ多くを語ってしまうことがもう恥ずかしいですね🤣🤣🤣スミマセン



どうぞよろしくお願いします!🎃✨