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井上尚弥と縁のある選手らが凌ぎを削る全日本ボクシング選手権!!

2019.11.23 13:15


2020年の東京五輪では


女子ボクシングの階級増に伴い

男子ボクシングはリオ五輪よりも2階級減の


8階級での開催となります。



それに従い

当然ながら日本国内の厳しい出場権争い繰り広げられています!



この日は準決勝戦。






↑青コーナーから登場したのは

リオ五輪代表の森坂嵐選手。


何年も続けてこの大会を制してきた第一人者です!


井上尚弥がWBSSの準決勝戦の相手

ロドリゲス戦に向けてスパーリングしたことでも知られる選手ですね。



対する藤田健児選手(赤コーナー)は

格闘家、藤田大和の弟。


井上尚弥と同い年。


井上は高校3年生でこの大会を制しましたが...

2年生時は決勝で敗退しています。


藤田は井上でもできなかった

高校2年生での全日本王者になった経歴の持ち主(当時はライト級)。


藤田は和製ロマチェンコを体現する唯一の選手。


プロアマ通じて

これだけのレベルで“コピー”している選手は他にいません!



藤田は森坂を完璧に封じて

明日(2019.11.24)の決勝戦に駒を進めています!








↑同じ57kg級のもう一つの対戦は


村田昴選手(赤コーナー) 

vs 

堤駿斗選手(青コーナー)



村田は長谷川穂積の秘蔵っ子で

昨年のこの大会で流血しながら優勝したアグレッシブな選手です。


一方の堤は井上でも成し遂げられなかった

アジアユース&世界ユースの金メダリスト!!


高校時代アマチュア7冠の井上に対して

堤は11冠。


国際大会での活躍が華々しかった選手ですね。



そして幾度となく井上がスパーリングパートナーとして指名していて


「集中力を切らしたほうがやられる...これだけ高レベルの練習相手は堤くんしかいない」


とまで言わしめるほど。




今日の試合は堤の完勝といっていいでしょうね。



そして明日の決勝戦は


藤田健児 vs 堤駿斗


トリッキーな藤田と正攻法の堤。

どんな闘いになるのか?!


ワクワクが止まりません!!



決勝戦は明日NHK-BSで11時50分〜放送されます。




そしてもう1つ!!


今大会のベストバウト!!






プロで世界挑戦経験のある佐藤幸治選手から

昨日の試合でダウンを奪うなどして快勝した

森脇唯人選手と


ミライ☆モンスターに出演経験がある

宇佐美正パトリック選手の対戦。



これぞアマチュアボクシング!


といわんばかりの3Rの殴り合いです(笑)


単純におもしろいです!




ではまた。