Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Lumineux

繰り返し読みたくなる小説

2019.11.24 14:02

横浜はこの数日スッキリしないお天気。

そんな時は小説が読みたくなるのです、何故か。


ふと読み返してみたくなる小説がいくつかあって…

今回手に取ったのは、

原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』

マチス、セザンヌ、ドガ、モネの

印象派の画家達の小説です。

読んでもらいたい方がいておススメしていたら

自分が読みたくなったという…


マハさんの芸術を題材にした小説は

史実が元のフィクションなのですが、

残された資料にはなく、

今では知ることが出来ない事が、

描かれた苦悩や葛藤を読んでいると、

本当にそうであったら!と感じられます。


『ジヴェルニーの食卓』は印象派の画家達を

身近な女性たちから表現されてるのですが、

この小説がまるで印象派の絵のような文章です。


今回、ピピッときた文章は…

“画家に出来る事は、ただ調和を表現すること。”

“行くべきところに、行く”

“目覚めて、呼吸をして、いま、生きている世界。

この世界をあまねく満たす光と影“

でした。


そして、マハさんの小説を読むと

絵が見たくなります☺︎

って、絵心もない、美術に詳しくもなく、

絵は好き嫌いでしか見れないのですが…(笑)