会社経営は継続を目指す!理想の経営
千代田区で9期目を迎えた会社が倒産。1年の空白期間を経て東京都杉並区で新たに今の会社を起業。あれから10年以上経ちました。
杉並区に移り驚いたのは40~年以上と社歴の長い会社が多く、「経営継続」の大切さを知りました。
経営者の先輩から、「継続とは、売上げよりも利益」と教わり。
長年経営を続けると良いときも悪いときもあるが、会社を金儲けの道具にしない。
地域や仲間の大切さも学びました。
昨日、50年も前のクラシックミニの撮った8mm映像を観る機会があり、英国車や日本のチューニングショップの歴史について話を伺いました。
そして、英国車に魅せられ、当時専門店で働いていた技術者が、今でもホームページも持たずメンテナンスショップを続けていることを知りました。
それぞれの店には、何が強いの特徴と、どんな車を作るという個性があり、特定のファンが存在し今も続いているのだと。
人材を採用することなく、自宅の片隅にスペースを設け、自分ひとりの最小限の経費に抑えることで、技術力とキャリアでお客さんを満足させる。
資本力がない私の理想です。
クラシックカーとは言え車。そのオーナーの多くは高齢者。
免許返納タイミングがもうそこ。
そんな問いかけもしてみたのですが、返ってきたのは「この手のクルマは、それを持つ思いいれが強く、あるのが普通。家族のようなもの!」と80を超えるご年配からもっともなお話が。
クラシックカーオーナーのように、自分の会社への思いいれが強く、仲間やその周りを大切にする。そんな社長の期待に対して、何が強く、他店と違う特徴があるのか。
私もファンの皆さんに支えられ、商売が一日でも長く継続できるよう頑張ろう!と、
改めて思った一日でした。
5G通信の時代をすぐそこに、進化のスピードがより増す中、技術を磨き、時代と特定のユーザー層の要望に応えられる「主治医」のような会社を目指したいと思います。