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Atelier ゆるりと色の粉(こな)

《展示と活動報告》  相談室横の健康相談の部屋のテーブルで3色パステル画の展示。

2019.11.26 07:02

11月26日は、毎月第四火曜日に、はるな生協組合員活動部にて、

実施されている、「ハローワーク前 なんでも生活相談 高崎労使会館1階」の

相談ボランティアの日でした。3色パステル画で描いた、銀杏並木の絵(2点)を相談室横の健康相談の部屋のテーブルに、展示させて頂きました。

*はるな生協組合員活動部では、長期間、なんでも生活相談の日に、路上生活をされている方や生活困窮をされている方へ炊き出しの提供をしてきましたが、諸事情により、労使会館の炊き出しは、2019年7月のなんでも生活相談を最後に、終了しました。

炊き出しのおにぎり等の代わりに、今は、お茶とお菓子がメインになりました。

今の所は、他のボランティアさん達のご協力で、具だくさんの汁物も出ています。

はるな生協の他会場での炊き出しを時々、利用されているTさん(女性)との会話を下記に、記載させて頂きます。

*T=炊き出しのご利用者さん。  *F=二口。

Tさん

「季節に合いそうな絵をいつも、炊き出し用(今は、お茶菓子用)のテーブルに飾ってくれると楽しいし、寒い季節は、心が温まる感じもするけど、何か、資格とか取って、絵の講習もしているんですか?」

F

「はい、インストラクターの資格を取って、教えています。誰にでも簡単に楽しく描ける絵なんですよ。」

Tさん

「絵を描いたり、教えるというのは、賞を取った人しかできないものだと思っているんだけど、賞とか、取ったり、小さい頃から、絵とか、描いていたんですか?」

F

「小さい頃に絵を描いてみた事もありましたが、絵が余り好きになれず、大人になっても絵は描かず、染め物とか、別の色遊びをしていました。それに、私は、何の賞もとっていないんです。でも、インストラクターの資格を取って、教えています。」

Tさん

「今度、あなたの教室に展示されている絵を見に行ってもいいかしら?」

F

「どうぞ、いらしてください。絵は、だれでも自由に楽しめるものなんですよ。」

Tさんは、視線を合わせない方でしたが、絵を通して、お互いの心に触れ合えた様な気がしました。

最後に、Tさんから、生活保護申請の事も質問されたので、「私を含む、なんでも生活相談のボランティアが、役場での申請の同行も出来ますよ。」とお伝えした所、「何だか、とても安心しました。」というお返事を頂きました。

何気ない会話の中で、生活に必要な制度の情報が得られる場所の大切さを感じました。

これからも、絵の展示をさせて頂きながら、はるな生協さんの大切な活動(なんでも生活相談を含む)を、本当に必要な人へ繋げていく事が出来る様にしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくおねがいします。

Atelierゆるりと色のこな 二口 孝絵。

*2枚目の画像をクリックすると、アルバムの中の沢山の写真をご覧頂けます。