Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

SGマークについて

2019.11.26 08:38

日本の公道でバイクに乗るにはSGマーク付きのヘルメットを被らないといけないと我々は考えます。

道路交通法で、バイクに乗るには乗車用ヘルメットを被らないといけないというのはご存知のとおりだと思います。

その乗車用ヘルメットの定義は、

「第九条の五 法第七十一条の四第一項及び第二項の乗車用ヘルメットの基準は、次の各号に定めるとおりとする。

一 左右、上下の視野が十分とれること。

二 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。

三 著しく聴力を損ねない構造であること。

四 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。

五 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。

六 重量が二キログラム以下であること。

七 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。」

とあります。

どこにもSGマークとは書かれていませんので、立派なヘルメットだったら大丈夫だ。という話も聞きますが、それは間違いです。

これらの条件を完璧に満たしているのが、SGマーク付きのヘルメットだけだからです。

ECEやDOTなど海外の規格が危険だとは言いませんが、上記の基準に足らない部分が少なからずあるのは事実です。

もしもの話ですが、ヘルメットについて取り締まりがあった場合、SGマーク付きであれば乗車用ヘルメットだと一目で判断ができます。

SGマークが無ければ、これは安全なヘルメットなのかどうなのかわかりません。これが安全だと誰がどうやって証明できますか?わざわざテスト機関に何十万円も支払ってテストを依頼して、安全を証明してもらいますか?ということです。

SGマークが無ければ「乗車用」ではなく「装飾用」ヘルメットです。

SGマークこそ安全の証明です。

SUOMYはイタリアのメーカーです。ヨーロッパの安全規格が基準となっておりますが、そのままではSGの基準には合格しませんでした。

SGに合格するよう、各部を調整するのは時間と手間がかかりますが、SUOMYの日本向け製品はしっかりと安全基準を満たしたSGマーク付き製品を提供いたします。

「乗車用ヘルメット」のお求めは必ず、SGマーク付き製品を。

更にはレースで使うならば「MFJ公認」が必要になります。

これはまた次の機会に。