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超絶素敵なお話

2019.11.26 09:00

こんばんわ。


ブログ主にも関わらず、

メンバーの投稿が面白すぎて自分の投稿をサボっていたTAISHINです。



さて、

本日は黒潮よさこい祭りを振り返りたいと思います。というか、お披露目作品を振り返ります。



二日間に渡り、雨が降り続いた、

「黒潮よさこい祭り」

Twitterで皆さまが

「雨降るな!」とか「天気の子。」とか

「今から晴れるよ!!!!」とか。

で当日が雨な事を知りました。


あー。雨なんだ。ラッキー。って思っちゃいました。。。すみません。。。


雨だったら間違いなく、客足は遠のくし

踊り子の皆さんも怪我や体調を崩す人、

テンションも、下がるし。


ダメな主催側の人間で申し訳ございません。


なんでラッキーって思ったかと言うと

作品コンセプトをより質良く伝えられるからと思ったからです。


無月とは、

雲に隠れている満月も、その微かな月の光を見て

楽しみましょうよ。って意味です。


雨星とは、

造語です。

元々は「無月雨月」という言葉があり

雲に覆われている満月も、雨が降っている夜の満月も今置かれている状況を受け入れて、いつも通り宴を楽しみましょうよって事です。


今の時代持つべき昔ながらの日本人の発想ですね。

ちなみに

宴とは十五夜の宴の事です。



そうなんです。

当日作品創りを開始した時は、

「無月雨月」だったんですね。


ただ、作品創りを進めていく内にふと

「雨雲で覆われた空の上の星ってどうなってるんだろう??」って思い


もしかしたら、

夜の雨は星のカケラなんじゃね?

みたいな

ロマンチック 兼 厨二病

みたいな発想に至り「雨月」を「雨星」にしたんですよ。


もしくは、我慢して我慢して

それでもやっぱり溢れ出る涙が美しく、

そんな涙を「月」が零している。それが雨。


的なね!!!

クッサクサっっっっっ


「心を月に写し、星を夢と謳う」


自分の心は月が代わりに写してくれて、

我慢してた涙を、代わりに流してくれて

その涙を星として、その星を夢と謳えば

悲しさの先には、夢が見えるよって意味になるよね。って言う

超絶素敵な例え歌です。


極め付けは


「はにかムツキが、アマる涙をこボシた日」

                 ↑↑↑         ↑↑                  ↑↑

     無月   雨       星

(はにかむ月が、余る涙を零した日)


はにかむ月とは、

雲で覆われている満月が、優しく微笑んでいる様に見える。


余る涙とは、

我慢して収まった涙が、涙袋に溜まっている様子。


それでも、涙を零してしまう。


そんな日は

明日を見る心に、讃美歌を歌おう。っていう

意味の歌詞に繋がります。


YOSAKOI界の野田洋次郎

と呼んでいただければ、個人の目標は達成致しますので、是非。



というわけで、

最後に奇跡のお話をして終わりにします。


本祭当日、

生憎の雨が奇跡的に開会式には止み、

大成功の晴天が見え始めた頃、

我ら黒潮美遊のオープニング演舞


雨、降りました。


奇跡が二度起きました。


黒よさが大盛況で終わりました事は、

黒よさに関わる、全ての人のおかげです。


本当にありがとうございます。


また来年もよろしくお願い致します!!!


さて、零璃音~Orion~

頑張るぞ。





あの雲彩る 月明かり

夜空にきらめくこの雫

星と謳えば 心燈(こころあかり)

未来へ紡ぐ 夢空に(ゆめそらに)


はにかムツキが(ハニカム月が)

アマる涙をこボシた日(余る涙を零した日)


明日見る心の 讃美歌を

晴れ色空の 微笑みを

(はれいろぞら)


歌え 謳えよ

美しく遊べ 黒潮魂