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宮崎県!山仕事、そして2年の汗と苦労と努力。

2019.11.20 11:00

こんにちは。

先日は大分、宮崎、長崎といったりきたりの日々でほぼ福岡におらず。


いつのまにか季節はすっかり秋めいて

肌をなでる風がとてもひんやりしています。


さて、先日福岡で宮崎県のイベント

「なばナイト」が開催されました。


そもそも『なば』とは宮崎の方言で

しいたけの事。


先日大分県竹田市のほうの役所の方と話す機会があったのですが、大分でも一部地域は、なば と呼ぶそうですね^_^


宮崎のなばは生産量全国第2位!

そんななばを美味しく食べて広めようというイベントで、私もみやざきブランドアンバサダーとして参加してきました。



まず、なばそのものですが

なばを作るにはなんと

【2年】ほどかかると言われています。



しいたけは山で育てます。

山、つまり斜面なので、

平地の畑のようにいかず、大きな機械でというわけには行かず、、、


大きな木は枝、傾きを考え切れ目をいれ紐でひっぱる命がけで。

でも、まだこれはしいたけを育てるための

フィールドを作る準備段階にしかすぎないとのこと、


歳を重ねた白髪の小さな生産者の女性はいう。


※写真はイメージ。



生い茂った斜面の草木を

腰を丸めて刈っていき、

重い重い原木を運び

凍えるような冬の寒さを越えるため

なば ひとつひとつに袋をかぶせる。


まるでアスリートのようでとっても重労働だからご家族でやられているよう。


後継者もそう多くなく、高齢化も問題。


そんな彼女は毎日しいたけの出汁を飲むそう。


この日のイベントはしいたけの旨味がたっぷりつまった なばティーがウェルカムドリンクでした。

会場は福岡で宮崎を応援するアツいシェフもいるON A TABLE。

宮崎絡みでのイベントはここが多いかもですね。

たくさんのなば料理。

今回は南国宮崎に4つあるワイナリーのワインを合わせて🍷いただきましたよ。


おっと、私の大きな手が笑


手よりも大きな なば をつかみどり

おいしい なば の選びかたとは?

生産者に伺ったところ、


かさの裏側がクリーム色のものが美味しそう。


色だけではなく、かさの開き方は?


かさのひらいてるものは一品料理に

かさがぐにゃりと曲がってる、閉じてるものは細かく刻む炒め物と使いかたによって

選べばいいそう。


こんなことを知ってるとスーパーのお買い物も楽しくなりそうです^_^


宮崎県福岡事務所をはじめ

宮崎県庁、しいたけ生産者多くの関係者

そして

毎回楽しく美味しく場の雰囲気を盛り上げてくださるON A TABLEのスタッフの皆様。いつもありがとうございます。


毎年福岡で開催のなばナイト。


今回の生産者の話を聞いて、また昨年に増してなばファンに。


とことん苦労と努力、時間をかけて作った なば。

その一口が2年かかってると思うだけで

特別なおいしさに変わる。


高齢化が進む今、当たり前に 

しいたけ、なばを食べられる日は続くのかなぁ。


そんなことを思った夜でした。