選手権北信越3位決定戦
2019年11月17日、 日医工スポーツアカデミー(富山県滑川市)を会場に、
第28回全日本高等学校女子サッカー選手権北信越大会3位決定戦
福井工大付属福井高校vs松商学園高等学校
の試合が、10時キックオフで開催されました。
この試合の勝者は、1月3日から兵庫県で開催される全国大会への出場権を得ます。
この日のユニは初披露?の白地に胴体部分が薄い青が入ったもの。
福井の試合前円陣。
松商の試合前円陣。
試合は、松商が福井の守備に嵌ったりミスがあったりでなかなかシュートまで持ち込めず(主力でほとんどのポジションをこなす11番山本選手がCBで出場の影響もあったか)、福井が主導権を握って進む中、前半30分(40分ハーフ)に中央を崩され、最後は福井の1年生FW久保選手が先制点を決めました。
後半に入ると、更に福井のペースに。中央でも左右でも、10番幹戸選手に面白いほどボールが繋がり、幹戸選手が自身の突破だけでなく味方の上がる時間も作る好循環。70分(後半30分)には、幹戸選手のアシストを6番長友選手が決め、福井がリードを2点に拡げます。
後がなくなった松商は、山本選手を前線にコンバート。直後の71分、中央を抜け出した山本選手がGKをスピードに乗ったドリブルでかわしシュート。しかし全速力で戻っていた福井6番長友選手がスライディングブロック。こぼれ球を他のDFより一瞬早く追い着いた山本選手が中央に折り返し、エース小林選手が決めて1点を返しました。
しかし反撃もここまで。試合終了まで同点に追い着こうと攻撃に転じた松商でしたが、スコアは動かず2-1で福井が勝利しました。
昨年の国体に出場していた山本選手、小林選手、宇ツ木選手をきっかけに、某長野の松商サポーターさんには遠く及びませんが(笑)2019年はメグミルクカップ、皇后杯長野県予選決勝、選手権長野県大会決勝、そしてこの日の4試合を観戦。今日の山本選手の突破や選手権長野県決勝での宇ツ木選手のロングシュートなど素晴らしいプレーを何度も見せてくれました。底抜けに明るい応援(笑)も。そういえば負け試合はこの日が初めてか。勝って笑顔、を見慣れていた私には、試合中も気まぐれに吹き荒れた富山の風が、思いの外冷たく感じました。山本選手、小林選手、GK小野選手ら3年生はこの試合が最後となり、早くも翌週には新人戦で1、2年生のチームが始動したようです。新チームの活躍と共に、3年生のサッカー続ける人も一区切りつける人も含めた今後の進路のご活躍(山本選手は年明けのフットサル代表もあるかな?)を祈ってます。お疲れ様でした。