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Fishing Diary

エリアタックル

2019.11.28 00:47
今年のシーズンを前にして、管釣り用のタックルを新調した。


元々僕はワールドシャウラ2650FFと18ステラ C2000SHGを管釣り用にしていた。


その後、スプーン以外にもプラグを使うようになり


手元にあった2631FFと14ステラ2500HGSを管釣りのプラグ用として使用することにした。


どう考えても菅釣りには強すぎるタックル。


この2本体制でこの1年半続けてきた訳だけど、


今年のシーズンから2本とも、本当の管釣り専用タックルになった。




きっかけは今年の夏の鹿島槍。


1号池でバラしに苦悩を強いられていた中、隣にいたアングラーは


コンスタントに魚をランディングさせていた。


やり取りが上手いですねーなんて感心をしていたら


彼は僕の竿が硬すぎるのではないかと言った。


散々バラしている様子を隣で見てくれていたらしく、話を聞くと彼も最初は2650を使っていたようだ。




そして、そんな僕に彼はなんと自分のロッドの1本を貸してくれた。


ロッドはエリアリミテッドの66UL。


初めて手にする管釣りロッド。


ブランクスが細いので当然かもしれないが、まずはその軽さに驚き


そして5gにも満たないライトウェイトルアーの投げやすさに感動した。


そして幸運にも借りている最中に魚をヒットさせることが出来た。


偶然だったのかもしれないけど、ちゃんと合わせた気もないのに


しっかり魚を捕らえている感じが伝わり、安心感のあるやりとりが出来た。


そして、何よりもやりとりが楽しい。


エリアロッドを知らない僕にとっては怖いぐらいに曲がるのだけど


シャウラ譲りのブランクスは大きな弧を描きながらも


確実に魚を手元に寄せてきてくれた。


ただ釣れれば良いってものでもないでしょ?ってロッドに言われてるような感じがする。




サイズは40cmぐらいだったが、この一匹にこの日僕は救われたのかもしれない。


長野まで来て、本気でゼロを覚悟していた。


気持ちが萎えると釣れるものも釣れなくなる気がする。


だから、あの時ロッドを貸してくれた彼には本当に感謝している。





後から付けたような理由だけど、その頃ちょうどシャウラのテクニカルエディションが発表された。


発売同時に66ULを注文して、そして使ってみて、改めてこれだと確信できたので、66Lも追加した。


菅釣りとしてはSULが一番幅広く使えるのだろうけど、


自分がいつも釣りたいと思う魚を想像したらULとLになった。




そしてロッドの次はリール。


66ULには既存のC2000SHGを合わせて完成。


そして本題は2631に合わせていた2500HGS。


そもそも、この組み合わせ自体がバスタックルそのものであり


それを無理矢理菅釣りで使用していたというだけだった。


エリアロッドにフルサイズの2500番はあまりにもバランスが悪く


とても使い続けられるものではない。


バスタックルに4000番を使っているようなものだ(笑)




ではもう一台C2000SHGを追加するかという話になるけど


これもまたタイミング良く、今年になってC2500SXGという番手が追加された。


おそらくバスのフィネス用としてメーカーは出したのだろうけど


この番手、菅釣りやってる人でピンと来た人も多いはず。


このリールなら5lbが100m巻ける。


鹿島槍の80オーバーのイトウ。


那須高原の70オーバーのレインボー。


そんな魚達が相手なら決してオーバースペックではない。


リールはこれに決めた。




今年の夏から考え始めて、とんだ散布になってしまったが、


こうして僕のエリアタックルは完成した。



テクニカルエディション66UL

ステラC2000SHG

ライン4lb



テクニカルエディション66L

ステラC2500SHG

ライン5lb




基本的にULはスプーン用、Lはプラグ用にしているが、


場所によって5lbが必要であれば、Lが主軸になってくる。


菅釣り用としてLは少し強い竿になると思うけど


それでも2650と比べれば、しなやかさを十分に感じ取れるロッド。


今月の那須2日間の釣行でも、バラシに苦悩することはなかった。


これからしばらくは、この2本のタックルと時間を共にすることになる。