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KTJパピエ

story29.福壽堂秀信あんこイベント盛況に開催

2019.03.01 04:24

一昨日2月27日、和菓子の老舗、福壽堂秀信さんの新商品「Ann’s Plus」を使ったフードメニューイベントをパピエで開催しました。「餡(あんこ)」の新しい楽しみ方を提案された様々なお話や試食会など、非常に楽しい1日となりました。新商品のパッケージの絵は妻が描いていて、商品を通じて妻の絵が多くの家の食卓に並ぶこと、非常に嬉しく思います。また、このイベントで餡が美味しかったことと同じくらい印象的だったことは、ひな祭りにちなんでひな人形が飾られたことです。イベントでは、社長さんから節供にちなんだ食べ物や植物などのお話もいただきましたが、このように季節の節目の日に、その日らしい飾りつけをして、その日にちなんだ食べ物を食す、こういったことを行うと、身が清まるとともに、本当に心が温まります。 我が家でも、私が子供の頃は、節目の日には、その日にちなんだ食べ物を手作りしていました。例えば、1月1日のお正月に向けては、お餅つき。昔は蒸籠でもち米を蒸して、臼と杵で餅をついて、家の中で丸めて餅箱に入れるということを家族総出でやっていました。今なお臼と杵はありますが、なかなか家でつくことはなくなりました。3月3日はひな祭りで、5月5日は子供の日。菱餅や柏餅などはお店で購入しましたが、ひな人形を家に飾り付けたり、こいのぼりを庭に掲げたりしていたことは鮮明に記憶しています。7月7日の七夕の日も、家の竹やぶから笹を切り出して、短冊など飾りつけをしたものです。節供でない日でも、稲荷祭りの日にはいなり寿司を作ったり、お祝い事の日にはバラ寿司を作ったり、十五夜の日は月見まんじゅうを作ったり。また、常に漬物や梅干しを家で作り置きしたり、いろんな食べ物を丹念に手作りしていたものです。

昨今、保存が効き、簡単に調理ができる様々な食料品を買うことができるようになっていて、自家製の食べ物を手作りする習慣が徐々に減ってきています。四季や節目を感じられる、手作りの食べ物やお花、飾りつけなど、ひと手間をかけた丁寧な暮らし方は本当に良いものだと思います。一昨日のあんこイベントで、改めてそのような気持ちになりました。

Katsuji