新築物件のリフォーム
先日、リフォームコンパス東京表参道店にT様がご夫婦でお越しくださいました。
暮らしの診断シートからではなく、来店のご予約を最初から頂戴しましたので、
詳しいお話はお越しになられてから伺うことになったのですが、
T様のご希望は、新しく購入したマンションの設備機器を入れ替えたいというものでした。
そして、物件は現在建築中となっており、まだ見ることができないとのお話でした。
新築の物件というのは、その販売の状況などによって
自由に間取りを変えたり、設備機器を選択したりすることができるケースがあります。
ただ、今回T様のご購入物件に関しては、
マンションのディベロッパー側で用意したオプション以外には
基本的に対応が難しく、かなり高額な差額費用がかかる様なお話を受けられたそうなのです。
例えばキッチンの天板を変えると60万円以上の差額、といった提示があり、
到底納得できなかったとのお話でした。
新築時の変更が対応できない様な場合には、建物が新しくてもどうしてもリフォームで対応せざるを得ない場合もあります。
ただし、出来上がった商品をリフォームで取り換える場合には、
解体や処分の費用、そして仕上がった内装などを傷つけないように保護するための養生費、
職人さんや図面の準備といった管理費用など
商品代や取り付け費以外にも様々な費用が必要になってきます。
そういった費用が思ったよりも高くつく、という可能性は非常に高い計画となります。
今回、T様はディベロッパーへの不信感からか、依頼されるつもりはない、とおっしゃられていましたので、
部分的なリフォームも対応できる会社を2社ご紹介させていただくことになりました。
お望みの形にうまく収まることができるかどうかは分からない状況ではありましたが、
ぜひご新居が満足のできる良いものに仕上がって欲しいと思いながら、お見送りをさせていただきました。
T様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura