同門対決を制したのは!?BLACK DIVISION 第2節 4回戦A卓レポート
4/19(月)20:40よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグ BLACK DIVISION 第2節 4回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)
滝沢 和典(日本プロ麻雀連盟)
勝又 健志(日本プロ麻雀連盟)
柴田 吉和(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
今回は奇しくも全員プロ連盟所属という卓組となった。
同門対決ということもあり、お互い手の内を知り尽くした相手である。
▼▼▼東2局▼▼▼
手の内を知っているだけに、相手の思考の裏をかくということをある程度意識するプレイヤーが現れるのも自然。
白鳥がそうだった。
白鳥は2巡目にここから8sを先打ちし、先に2p5pを引いたときの三色と、6s9s待ちになったときのアガリやすさを取りにいく。
しかし、アガリやすさのためには受け入れが犠牲となる。それが2巡後にツモったこの中。
8sを先打ちしなければ、このツモ中で1s4sのリーチとなっていた。
暗雲立ち込め始める白鳥「や、ヤバイ?(-_-;)」。
ツモ9sで中切りヤミテンに構えると、すぐにアガリ牌1sを引く。
「やってもーた(゚Д゚;)1000・2000アガってたじゃん!・・・でもここまできたら・・・」
ここまでテンコシャンコだと、ついついこの1sでアガリたくなってしまうものだが、白鳥はここから4p切りでフリテンリーチを強行。
絶妙な間合いのリーチで相手を退かせた後、すぐに1pをツモって、3000・6000を決めた。
白鳥「3000・6000( ̄▽ ̄)ドヤッ」
柴田「なんだよそれえ(´Д`|||)グニャア」
▼▼▼東3局2本場▼▼▼
勝又の連荘によってトップをまくられた白鳥。
ここでは自然とホンイツのにおいを消すことができる手牌となる。
ここを打8pとすると、ドラの1sを引っ張るなど、ピンズのホンイツに見せないように切り出し、テンパイ。
タイミング悪くタンヤオの好形イーシャンテンとなっていたのは滝沢。
ここから生牌の中をツモ切って、白鳥に8000は8600を献上。
白鳥はこれでトップ目に返り咲くと、攻守に危なげなくトップを取り切った。
プロ連盟の同門対決を制したのは最年少の白鳥!!
トータルでもポイントを伸ばし、予選1位通過の地盤固めに入ったか!?
3節以降、「誰が白鳥を捕まえるのか」に注目が集まる。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)