フランスでインフルエンザ
今年留学している学生さんから、フランスでもインフルエンザ(grippe)のワクチン(vaccin)を打つことができますか?と質問されたので記事に載せておこうと思います。
インフルエンザの予防接種は通常、流行する前の冬はじめに打つものなので、9月から留学する学生さんが予防接種を受けたい場合、必然的にフランスですることになります。
フランスでは、薬局でまずワクチンを自分で購入し、内科医と予約をとり、そのワクチンを持参して打ってもらう流れです。
ワクチンは複数の会社から販売されていますが、大体7ユーロ前後で、10ユーロを超えることはないと思います。また、普通の内科医の診察料は23ユーロ~です。
フランスの医者は、基本料金は23ユーロほどですが(子供はもう少し高く26ユーロほど)、医師は自分で料金を設定できるため、高い診察料をとる病院も稀にあるので、予約時に診察料を確認したほうが無難です。
特に専門医になると、結構高額な値段になることもあり、先週学生さんに付き添いした耳鼻科(ORL)は、簡単な検査も含め80ユーロでした。
ボルドー留学サポートでは、病院へ同行通訳サービスを行っており、日本から保険に入ってきていらっしゃる場合はお客様負担なし、つまり無料でご利用いただけることがほとんどです。
日本でもそうですが、病院選びは難しいですよね。色んな医師がいるのは世界どこへ行っても同じ。相性もありますし、はじめて行くお医者さんは、まず何より話をちゃんと聞いてくれる親切な医師がいいですよね。
タランス周辺、ボルドー市街でお勧めできる内科医(基本料金の医師)もいますので、遠慮なくご相談下さい。
さて、インフルエンザワクチンの話にもどりますが、私は12月にワクチンを打ったにもかかわらず、4月にインフルエンザにかかってしまいました。
今年のボルドーは温暖で、冬に消滅するはずのウイルスが残っていて、春にインフルエンザが流行したようです。ワクチンもだいぶ前に打っているのであまり効かなかったとのこと。やっと快復しましたが、高熱が続くと大変... 皆さんも風邪にはお気をつけ下さい。