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落語家・柳亭市寿 WEB

もっと歌舞伎を

2019.11.29 14:55

午前中、鹿芝居稽古。

落語を演じる際は座布団に座っているので使わない「足元」の演技について考えさせられます。

役者さんはすごい、、


思案中の私の姿が林家はな平兄さんのツイッター(@Humbug1984)にアップされているのでご覧ください!


所用で東銀座駅下車。

歌舞伎座の空気を浴びつつ、、

演技がうまくなるわけじゃないのですが気分は変わります。


歌舞伎といえば、おススメの小説がありまして。

芥川賞作家・吉田修一作 「国宝」。

任侠の一門出の主人公が歌舞伎の世界に身を投じ描かれる人間ドラマです。

詳しくは下記をどうぞ!

▼歌舞伎の黒衣経験を血肉に、冒険し続けた4年間 吉田修一さん新刊「国宝」1万字インタビュー

https://book.asahi.com/article/11802204


前座時代、移動の時間等を使い読んだのですが上下巻あっという間に読みました。

歌舞伎を知らなくても面白く読めます、おススメです。

吉田修一作品は『悪人』『怒り』など映画化されている話も多く、親しみやすいです。

短く読めて面白いのが『パークライフ』(芥川賞受賞作)、おススメです!

この作品を読んでからの日比谷公園の散歩は格別です。


夜、両国亭にて林家時蔵師匠の会。

ネタ出しで「浮世床〜夢〜」。

このネタも、歌舞伎を観に行ったという噺がミソ。

もっと歌舞伎を知りたい!


12月歌舞伎を観に行こうと思います。


前座時分からお世話なっている林家時蔵師匠、そして女将さん、

実の娘の林家あんこ姉さん、

群馬の星、つる子姉さん、

前座・三遊亭しゅりけんさん、

皆さまありがとうございました!