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🌜✨まったりスパイディ周りいろいろ

【AC 】★ネタバレ★アブソルート・カーネイジ誌コメンタリー

2019.12.30 15:48


ドニー「僕は人生ずっとスパイダーマンで育った。でも2章のピーター描写が一番好き、ライアンの描き方とか全て―」

ライアン「俺もお前のピーターの書き方が好きだよ。真摯に話すのは俺にとって難しいけど―」

ドニー「知ってまーす!!😂」

ライアン「でも好き。すぐ惹かれた。面白い冗談言わせたのも見事」




AC誌画家ライアン・ステグマン氏「またフランク褒めちゃうけど一章最後のピーターの色使い素晴らしい。窓から差し込む僅かな青が赤と混ざる」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「そう彼も色で物語を語る。ヴェノムは常に夜の住人でできるだけそう書いて来た。同じNYでも常に夜。これまででエディが初めて夜明けを見るのが、ピーターを見た時。第一章の終わりに(それまで雨の夜だった)窓から太陽の陽が差し込んで来る。そして第二章の始まりダイナーは二人のキャラの混合なんだ。外は昼、でも激しい雨が降ってる。その闇で光が差し込めない」

(NYの夜、雨のヴェノム。NYの昼、光のスパイダーマン。それまでずっと薄暗い夜だった孤高のエディの世界にピーターと言う希望の朝が訪れ、新たな世界が動きだす。昼と雨、混ざり合うエディとピーターのダイナー。丁寧に構築された脚本に呼応した美しい絵✨)


コメンタリー。AC誌作家ドニー・ケイツ氏「もう本当ピーター描くの大好き過ぎる!!!何より一番スパイダーマン誌を読んで育ったから、僕にとって一番キャラの声が自然に出て来る。ピーターはエディと全然違う。エディはずっと善悪を行ったり来たり、内に沢山の苦痛・苦悩すら抱えてる複雑さ。

ピータはただただ…ピュア(純粋に清い)。ひたすらいい人。しっかりした道徳観持つ真面目な善人で、それは決してぶれない。そこが書いててとても楽しい。たくさんの泥に足を取られ動けない、それでも清く正しくあり続ける。よく喋り面白い版キャプテン・アメリカ」


AC誌作家ドニー・ケイツ氏「エディとピーターのダイナーの場面が一番好き。僕は派手でクールな物を好むと思われがち。こういうの書くのが好き、漫画の醍醐味」AC誌画家ライアン・ステグマン氏「最初会話ばかりで退屈?と相談された。いや、演技を描き込み魅力を出すのが俺の力の見せ所だ、と」


AC誌作家ドニー・ケイツ氏「会話場面でも動きがある。エディは静。身を潜めてるから座り込む。スパイディは大きな動き。立ち上がり去ろうとするエディを引き留め、ディランの本に手を伸ばす(本はGotG。SMDP誌画家ジム・トウ氏がミイラ姿で描かれてる。でもマーベルがぼかした)

特に好きなのが『もう面白い事は控えると誓います!』って幼い子供ボーイスカウト風に手を挙げ誓うピーター。脚本にはこんなジェスチャーとはまったく書かなかったはず!ライアンが勝手にこうした面白い演技つけるのがすごい、楽しい!」

スパイディ「もう僕のエンターテイナーな所は控えると誓いま~す」

(*ボーイスカウトは三本指で誓う。よく見ると二本!10歳以下の幼い子供カブスカウトの誓いという更におこちゃまな仕草😂ライアン、お見事👏✨)



AC誌作家ドニー・ケイツ氏「エディのサングラスがシンビオートなの、超、信じられないほど、不気味だよ!!これこそがピーターがシンビオートごとが大嫌いだと言う所。エディは余りに何気なくそんなものを抱えた不気味な存在であることに落ち着いてしまっている(不気味な存在に慣れ過ぎているエディが)そしてあれは息子だと言う。それってかなり薄気味悪い」


AC誌作家ドニー・ケイツ氏「エディはダイナーでずっと冷酷なサイコパスなんだ」(*以前のサイコ殺人鬼っぷりに比べて、現行ヴェノム誌のエディはぜんぜん普通でまともだとばかり思ってた…)


AC誌作家ドニー・ケイツ氏「(「父親だって言わないの?エディ…父親が誰か知らないまま育つのは…。そんなの…」)これも以前からずっと、僕がとてもしたかったあるささやかなこと。ディランが父親を知らないと知ってピーターがとても物憂げな顔になる、ピーターも自分の両親を知らないから。僕らはピーターと言うと完全にベンおじさんの死によって確立されてると思いがち。おじの死が彼をスパイダーマンにした。でも僕が思うに皆忘れてるのは、今のピーターを作ったのは両親を失ったこと。だから僕はいつも孤児であるピーターを見せたいと」


[スパイディの台詞が自然に出て来るというドニーと、ライアンの自然なスパイディの動きが調和して素晴らしいね]

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「スパイダーマンの酷く哀しんでる目がいかに素敵かを皆さん心に止めておきましょう!ここまでスパイダーマンの目に表情つけたの初めて。俺は表情出たマスクの目好きだったけど仕組みがわからなかった。で映画見てプラスチックレンズでやったのを見たから、ああそうか、科学的説明がついたからやれると」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「この連載ピーター初登場だから、最初に『マスク目に表情つける?』ってライアンにメールで確認した。そこは画家によるからね、やらない画家もいる。『やるに決まってんだろうが。当然』と返って来た。僕はダイナーで嘆くピーターを完全にそういう風に書いた」



ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「いいスパイダーマンだね、大好きなキャラ。スパイディの台詞を脚本に書く時今もほぼ毎回(夢じゃないかと)自分をつねる。ああ、これが僕の仕事なんだ…って。何て非現実的でクールなんだろ???って…。

おかしな話だけど、僕はピーターとスパイディを書く時台詞を別々にしてる感じ。なんでかわかんないけど…マスクない時は本能的にピーターを書いてる。マスクが破れてる時も立派に『スパイダーマン!』してる時以外も、ピーター。

逆に悪人や傍観者の前では常にスパイディを。こうしたエディとの静かな会話とかならピーターを書く。どうもその妙な心理的作用が働くんだよ、だって誰でもスパイダーマンになれる。でもさ、正真正銘のピーター・パーカーはたった一人なんだから…!!!」


AC誌画家ライアン・ステグマン氏「またまたよく描かれてるダイナー場面続き👏」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「中に煉瓦壁あってダクトむき出しで浮浪者でいっぱい…変」

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「うむ。お前がダイナーって書いた。で後になって『二人何食べてる?いやダイナーじゃ…』」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「(食事がある)ダイナーじゃない、コーヒー店。だってここ『コーヒービーン』!ピーターの行きつけの店」

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「そう、なのにスパイゲティ食ってるとか書き足してた」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「書いてない~!😂二人はただ…あ、僕らここ修正しなかったんだ。エディが『ディラン、スパイダーマンの残りのフライドポテト食うか』と。でも頁戻ると…」

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「ポテトなんてない!」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「まったくない!」

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「あれは変な(嫌らしい)婉曲表現じゃないぞ、勘ぐった変態共😎」



【AC 1】コメンタリー。ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「大量遺体遺棄現場は絶対編集に許して貰えないと思った。本社会議行った時ライアンにもそう言った。『絶対これは編集が通さない』と。で、部屋入ったら『へえ、いいよ。いいね~』『いいの!?本当に!?』」

ヴェノム誌作家ライアン・ステグマン氏「よくあるもんな、俺達が『絶対無理だろ…』って思ってたやつが。この前もデヴィンに聞いた。5号の話だから言えないけど、『これ無理だよな…?』『や…もう今までやったこと思えばいんじゃない?』だって(笑)」

ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「あはは!ヴェノムアイランドでやろうとしてることさ、絶対まずいだろうと。CB編集長とかファイギ社長とか超偉い人達の所まで行っちゃうんだろうな~と。でもデヴィンが『いやクールじゃん、やろ』(笑)あ、このTVリポーターは妻メーガン」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「ダイナーの戦闘シーン…😅台詞は書いたし『銃を取り上げて蹴る』ぐらいは書いたけど、戦闘シーンの内容は完全ライアンに任せた。そしたらできあがって来た頁が…ぎぇえええ、ピート!!??それはやりすぎだぁあああ!!😱😱😱」

AC誌画家ライアン・ステグマン氏「いや、俺の中ではピーターは蹴りの加減をちゃんとわかっててやってるし…」AC誌作家ドニー・ケイツ氏「相手はライノじゃないんだぞ!!??😂ただの人なのに!!麻痺するっての!衝撃的過ぎる」ライアン「う、うん…😅でもほら…かっこいいポーズだしぃ…💦」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「うん。でニューヨーカーはこんなの慣れ過ぎててこの背後の帽子の人とか全然無関心なの。ピーターは更に暴走!やりすぎだって」AC誌画家ライアン・ステグマン氏「ピーターはこいつら大嫌いなんだよ。なぜか!?そこはファンの二次小説募集😅ツイッターに送って!」


AC誌画家ライアン・ステグマン氏「ドニー聞いていい?この瞼の縫い痕もヴェノムシンビオートなの知ってた?」ドニー「うん」


スパイディ「(エディと会話しながら倒した強盗を両膝に手を当てて覗き込む)警察が到着したら僕が何か面白いこと言ってたって伝えてよ。僕にも面子ってものがあるからさ」

[このポーズがいいね!]

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「面白い事言わせようと5バージョン書いた。でも上手くできなかった。ピーターを常に疲れてるように書いちゃう。『(超小声)あ~もう…っ』って。スパイダーバースで疲れ切ってる離婚した40代ピーター(*ピーターBは38歳)が出た時『うっわ、俺ピーターだ!』って😂俺も35歳離婚歴ありいつもスウェットでいつもすごい疲弊してる」



ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「シンビオートについてエディは叱責のように質問攻めにされる。なぜ今までこれに疑問を持たなかった?なぜ自分に接合してるものを深く詮索しなかった?これの名前を知ってるのか?と。これも長期的プランだ。1号の質問が、最後の答えになる。

毎回ヴェノムや他のシンビオートを手に入れた宿主が必ず通る道、それは完全に恐れおののくこと。少なくともどういう仕組みなのか不思議に思ったり、驚愕したり、ショックを受けたり、宇宙人が意識を侵略する、それが自分に結合したことに本能的な反応を取る。

エディの興味深い所は、エディは、全くもって、恐れなかった。とりつかれてすぐ、『ああ。俺はヴェノムだ。行くぞ』。そこが俺は『なんて奴なんだ!?』と(笑)『エディ・ブロックとは何者なのか?』そこに深く切り込むのが俺にとって最大のテーマ」



画家ライアン・ステグマン氏がPodcastやってて、そちらでこのコメンタリーが聞けます。

1時間以上喋ってて長いからスパイディのことや面白かったことしか拾い上げてないけど、色々聞けて楽しいトークです😊💗




AC誌作家ドニー・ケイツ氏「とにかくAC誌が出てほっとした。通常脱稿して提出したら即次で深く考える時間はない。けどこのイベントには6か月を費やしたから、書いてて上手くできてるかな?っていうのが客観的に見れなくなってた。出版された時どういう反応があるかまったくわからなかった」

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「ファンには気に入って貰えたようで『ああ、失敗せずに済んだんだ』とほっとした」AC誌画家ライアン・ステグマン氏「発売前日、ドニーがほぼ半狂乱で電話かけて来た。『大丈夫かな??ダメ??😖』(笑)」(*ライアンも煮詰まるとドニーに電話かけて延々と弱音吐く😄)

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「いつもそう…ヴェノム1号の時も。書く過程は楽しい。超自信持ってる。でも発売週になると『俺ってど下手…きっと大失敗した…』と緊張する/ライアンとはすぐ気が合ってこの先もずっと一緒にやる!/関わる全員が最高のチームで皆で楽しんで作ってる」


[2号で好きなのは?]

AC誌作家ドニー・ケイツ氏「マイルスの初シンビオートと、エディとピーターが屋上でキャンプみたいに隣同士横たわってる所」


仲良し!

左の黒シャツのでかい人がSMDP誌でデッドプールに「長身ハンサム」と言われてたヴェノム誌画家ライアン・ステグマン氏!

なぜか寄り添ってきゅるんとしてるのが作家ドニー・ケイツ氏!

(関係ないけどソーが黒いのは別にナルとは関係ないよって。ソー誌でナル期待してがっかりしないでって~)

ヴェノム誌制作陣ラブラブXmas🎄💕


ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「愛してるからライアンにXmasに素敵な文字入り金時計贈ったのに翌日になっても彼ツイッターで見せびらかしたり僕のいい友達っぷり一言も自慢してないとか、全僕激怒」

(ぷんぷん面倒くさい彼女😠ぶってる…)

ファン「きっと嬉しいけど秘めやかな絆にしときたかったんだよ。ばらすから秘密の恋も皆にばれたぞ!🤣」

ファン「そういうのは日記にだけ書きな」

ヴェノム誌画家ライアン・ステグマン「ドニーの話は事実!作家は全員自分と働いた画家にこうすべき。画家の皆さん、金時計をくれない作家がなら別れろっ」

ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「時計腕につけてくれてないじゃんっ」

ファン「つけたら裏に彫られた『ヴェノ友ずっ友』が見えないじゃん…」

ヴェノム誌作家ドニー・ケイツ氏「しかも特注デザインだから。めたくそいい友達過ぎんだろ俺」


(*敬意を払い素直な弟気質の年下ドニーにはいつもの毒舌が出せないライアン😊💗)