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ヒラメキのタネ

ことばのかたち 作:おーなり由子さん

2016.04.21 01:20

ふと、ことあるごとにペラペラと読み返したり、眺める大好きな本があります。

おかあさんといっしょでも、「リンゴントウ」や「おうちにかえろう」のかわいらしい絵とあたたかい歌詞でお馴染みの、おーなり由子さんの、「ことばのかたち」という本です。

昨今、ネットやSNSの普及で、簡単に自分の思いや考えを発信できるようになりました。とても便利ですが、一方で誹謗中傷、炎上などで、心を痛めている人もいるのは確かです。

家庭や学校、社会の様々なコミュニティでことばを交わすことは日常のこと。

ことばって、あたたかく、嬉しい、楽しいものでもあり、反対に怒りに満ちていたり、冷酷でもあったり。


もしも、ことばに色やかたちがあったら、本当に相手にそのまま伝えるだろうか。

話す前や、書き込んでenterを押す前に、周りの人が、そして自分がどういう気持ちになるか想像できそうな気がします。

そんなことを気づかせてくれる詩と彩り豊かなイラストが詰まっています。

新学期や新入学での新しい環境を迎えたこどもたちや、思春期のピリピリ、モヤモヤした時期にも。そして大人にも、オススメです。

何といっても絵が素敵なので、飾っておいても和みます。


・うつくしいけれど トゲのあるバラのようなことば

・だれかを傷つけることばが 針のかたちをしているとしたら どうだろう

・「だまっている」ということばのむこうには ゆたかな森がひろがっているかもしれない


など、おーなりさんらしいフレーズでハッとさせられました。

日々、家族にかけることばにも、気をつけないと。。と。


ストレートに伝えることがいいのか、

ふんわりオブラートに包むほうがいいのか。

その時々ではあるけれど、難しい。


自分が伝えることばが及ぼす影響や、相手から発せられたことばの背景を考えてみようとする姿勢を大切にしていきたいと思います。