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東京発 滝日和

まだ間に合う! 神奈川県南足柄市の滝と古刹で紅葉狩り

2019.12.01 16:40


そろそろ各地の紅葉も見納め。

でも今年はあまり見にいってないな…。

というわけで、11月最後の土曜日、まだ間に合う紅葉を求めて神奈川県南足柄市の滝と古刹へ行ってきました。

今回のメンバーは、6月に あきる野市 でBBQと滝と紫陽花と温泉を一緒に楽しんだ下村さんとGさん。

呑んべいの おふたり と大人の遠足です。



社労士、落語家、ランナーと様々な顔を持ち、実は乗り鉄でもある下村さんのリクエストは「ロマンスカー乗りたい!」。

そこで 7:20 新宿駅発の「はこね51号」で、いざ、出発。



鉄道旅の楽しみといえば、やっぱり呑み鉄。

車内販売で、たいめいけんのカツサンドとビールをゲット。

朝から、すでに満たされてます(笑)



車窓も最高の肴。富士山くっきり♪

小田原駅で下車し、伊豆箱根鉄道 大雄山線に乗り換えます。



レトロ感が堪らないですね♪

乗り鉄・下村さん、大雄山線は初めてだそうで、一番前に立って車窓を楽しんでいました。



終点の大雄山駅。



南足柄市は金太郎伝説ゆかりの地。

熊に跨った金太郎がお出迎えです。



駅の隣にバスロータリーがあり、夕日の滝へはここから箱根登山バス「地蔵堂」行きのバスに乗ります。

本数は多くないので、バスの時刻に合わせて行くのが良いでしょう。

また、このバス停は「大雄山」ではなく「関本」です。事前に調べる際にはご注意ください。

本数は減りますが、新松田駅からここ(関本)を経由して地蔵堂まで行くバスもあります。



「関本」から約20分で終点「地蔵堂」に到着。

ここから夕日の滝まで歩いて約20分。



だらだら続く登り坂が地味にキツイけど、青空と紅葉がきれい…!



途中には「金太郎生家跡」や「金太郎の遊び石」もあります。



キイロノセカイ。来て良かったなぁ。



最後は杉林を通って行きます。



このすぐ上流に夕日の滝があります。

昔々、子供たちとここに水遊びに来たなぁ(^^)

水深も浅く、川幅も広くないので、小さいお子さんの水遊びにいいですよ♪



そして杉林の向こうに見えてきた。

杉と滝の組み合わせが幽玄です。



夕日の滝は落差23m。

真っ直ぐ流れ落ちる滝に、下村さんもGさんも「すごい迫力!」と喜んでくださいました。



滝つぼが以前より浅くなった気がします。

台風と大雨の影響でしょうか。



でも滝は変わらず美しい。



そばまで近付いてみましょう。

普通のスニーカーで行けるところまで行ってみた(笑)



水ひと粒ひと粒が飛び跳ねてるー!

この躍動感が滝の魅力ですね。



流れ落ちた水は滝つぼに威勢良くぶつかって、


まわり一帯、滝風と滝しぶきで満ち溢れています。



そばまで近付かなくても、この位置からでも充分、滝の勢いを感じることができますよ♪


滝で遊んだあとは、そろそろお昼ご飯へ。

「地蔵堂」バス停へ戻ります。



バス停の隣の地蔵堂。

そのすぐ近くに「万葉うどん」があります。



わっ、開店前なのに並んでいる。

早めに来て良かった!



オーダーしたのは一番人気のカレーうどん。

うどんを待ちながら、おでんと熱燗で一杯。

ぜーんぶ、身体に染み渡る美味しさ。

冷えた体にいいわ〜♪


万葉うどん  (2019年12月現在)

月〜土  11:30〜19:00

日         11:00〜19:00

木曜日定休

                 


次は南足柄市の古刹・最乗寺へ行きましょう。

「地蔵堂」から「関本」に戻り、同じバスロータリーにある伊豆箱根バスの「道了尊 」バス停へ。



ちなみにこのバス停の名前は「大雄山」です。

同じバスロータリーに「関本」と「大雄山」があるなんて面白いですね。


ここからバスで10分ほどですが、ランナー下村さんから「バスで10分なら歩こうぜー!」と…。

下村さんのラン友であるGさんも異論ない様子。

というわけで、てくてく歩き始めます。


せっかくなので駅前の観光案内板に書いてあった清左衛門地獄池に寄り道することに。



地獄と名付けられていますが、湧水池です。

昔々、清左衛門さんが良い水源を探してここへ来て、乗っていた馬もろとも地中深く落ちこんでしまったとか。そこから勢いよく水が湧き出してきたそうです。

探しにきた村人が清左衛門の名を呼ぶと、ますます勢いよく湧き出してきて、それが名前の由来になりました。



池の水はとてもきれいに澄んでいました。

湧水量も豊富で、富士フィルムの第2水源として工業用水にも使われているとか。

寄り道で、ちょっといい場所に出会っちゃいました(^^)


さて、最乗寺へ行きましょう。



この仁王門の向こうから道路と並行して「てんぐのこみち」という遊歩道がありました。



杉林の中を厳かな気分でてくてく…とはいかず、登り坂なのでゼイハアと歩く。

仁王門からバスの終点・道了尊まで約1.9キロ、徒歩約40分。

バスのほうが断然ラクです。



でも、こんな紅葉が見られるのは歩きだから♪



そして、ようやく最乗寺に到着。

といっても、広ーいお寺なので、ここはまだ入り口。

ぜんぶまわろうとするとプチハイキング並みです。



だけど紅葉を楽しみながら、けっこう歩けちゃうかも。



お寺と紅葉の組み合わせは、なぜ最強なのでしょう。

ひとつひとつに足が止まってしまいます。



足元も秋色。

最乗寺の紅葉、あともう少し楽しめそうです。



帰りは大雄山線で小田原駅へ戻り、17:05発のメトロはこね90号に乗車。

もちろん帰りも呑み鉄です。

呑んべい3人組は考えることも似ていて、呑み鉄の肴に小田原駅でそれぞれ違う蒲鉾を買っていたのが可笑しかった。

3人揃えばいろいろ食べられる〜♪

(メトロはこね90号は車内販売はありませんでした。乗車前に購入しましょう)



そのまま大手町まで乗り、本日の旅、終了!

鉄道、滝、古刹、紅葉、グルメ、寄り道…いろいろ楽しんだ1日でした♪



各地の紅葉はだいぶ終わってしまいましたが、夕日の滝と最乗寺周辺はあともう少し楽しめそうです。

東京から近く、鉄道とバスで行ける南足柄市の滝と古刹。

今年の紅葉の見納めにいかがでしょう?