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東洋式疑似餌釣研究所

令和元年の釣

2019.12.01 05:55

早いものでもう今年も師走を迎えた。


全国各地とまでは、いかないが本流、渓流、湖、サーフと様々な釣をしてきた気がする。


ひとつの平成という時代が終わり、令和が始まり、私の釣りの方向性が見えて来た。


その方向性のひとつは、これまでに出会う事が出来た仲間とのセッションである。


昔も今も、私は釣りを一人で覚えたのではなく、仲間から刺激を受けて試行錯誤と切磋琢磨して生まれた形であることに尽きる。


この肉体に命宿る時間、仲間と共に喜びや驚きや悔しさを分かち合う時は限られた時間である。


それは、なんて素晴らしい時間なのだろう。

今までも色々と言ってきたけれど、この時代、世の中に溢れかえる、釣とは呼べない釣の事はもう気にしないでおこうと思う。


私が見てきた、自由な釣の世界には関係の無い事だから。

そんな事より、この日本には、世界には素晴らしいアングラーがたくさんいる。素晴らしいフィールドがたくさんある。もちろん凄い魚もいる。


私がもし一人で釣をしてきたのならば、それらを知る事は出来なかった。もしチャンスがあるのならば、一人でも多くの大先輩達の釣りを知るべきだと思う。


2019年も埼玉はもとより、新潟や神奈川の先輩達の素晴らしい釣を見せて頂いた。そして8月に九州に帰り、地元の渓や本流を相変わらず釣歩いている。


今年の釣の中で印象的だったのは、ルアーだけではなくフライフィッシングがより増えてきている事だ、私の中でまた何かが変わろうとしている時期なのかもしれない。


ルアーフィッシングにはルアーフィッシングの、フライフィッシングにはフライフィッシングの、それぞれに楽しさがあり、どっちが楽しいとか、どっちが優れているとかを述べるつもりは毛頭ないけれど、ひとつ言える事はどちらも出来た方が良い。


フライフィッシングの仲間も、ルアーフィッシングの仲間も、お付き合いする事が出来るし、釣りの幅が広ければ自分自身の経験値を増やす事も可能になるはずだ。


さて、まずはそんなフライフィッシングから印象的な魚を幾つか。

故郷の渓ヤマメ。


今年の初夏に夢にまで見た故郷の渓にて、ヤマメを釣ることが出来た。サイズとか数とかどうでも良くて、自分の心の真ん中に今も流れている渓は、亡き祖父がまだ幼少の私を連れて沢蟹を取りに行った場所であると知ったのは、随分後になってからだった。


ここで私はフライフィッシングを覚え、ここで私は渓流ルアーフィッシングのほとんどを学んだ。

それがどれだけ特別であるかは、語り尽くせない場所。


ただ、人生の最後にもう一度、孫を連れて行きたい渓である事は確かだ。


次は越後のヤマメ。


これも特別な場所のひとつ、第二の故郷があるならば新潟であると勝手に思っている。


前日の夕方、出張帰りに仙台の仲間に託されたバンブーロッド、翌朝には新潟の川で釣りをして、スマホから写真を送る。仲間から道具を譲り受けたら、即日魚を釣るのが私の流儀なのである。


普段はイワナの川であるが、この日なぜかヤマメが釣れた、前年度たくさん放流されていたヤマメの稚魚の残党かもしれない。


何れにしても、新潟、越後湯沢〜越後川口までの魚野川水系は大好きな本流、支流群がある。


旧友とフライフィッシングにも度々登場したフィールドであるが、徹夜で走って、初めてのバンブーロッド、ドライフライ、ヤマメ。

色々な意味で満足の一匹であった。 


魚野川水系には、とにかくやり残した事ばかりあるので、チャンスあらばまた行かなければならない。

最後は記事にも書いているが、初めて行った忍野である。


今年、一番の釣で有ることは間違いなく、生涯忘れることなど無い釣になるだろう。


イブニングライズを狙って獲ったブルック。

7Xのティペットだったから、ドキドキのやり取りをしたのを覚えている。


日本の川にもこんなサイズの魚がたくさんいて、ドライで釣れるなら、それに越したことは無い。


海外の古い動画でこんなサイズのブルックを、若きリーウルフ夫婦が連発するのを見た事があるが、あんな事が日本で出来るのが忍野の魅力だと思う。


しかし、二度とあんな釣りは出来ないと。

本人が一番わかっている。





ルアーフィッシング。

印象的な魚は、もちろんある。

九州に帰ってからは、渓流と清流鱸を求めての釣になっているが、バスも少し、そして、最近はまたダム湖にはまりつつあるとかないとか。

桧原湖スモールマウス。

ABU506 コノロンDXの組み合わせで仕留めた、スモールマウスバス。関東に単身赴任中はこの魚をたくさん釣らせてもらったが、最後の一匹になるかもしれない。


九州のエノハ。

仲間とワン・ツーのダブルキャッチ。

もう一度は無いだろう、素晴らしい魚の活性だった、ルアーを追い噛みつきバレてもう一回噛みつき釣られるとか、ヤマメのこんな獰猛な性格を初めて見た。


筑後川鱸。

多くは語らない。


ただ来年からは違うアプローチで狙う事になるだろうからある意味でこれがルアーで狙う最後になるかもしれない魚。


ただ釣れなければまたルアーもやるだろうから最後では無いかもしれない。

どうだろう、それはその時にならないとわからない。


釣人の気持ちはよく変わる、それと私はそこまで頑固では無いので、つまらぬ意地を張る事はないかもしれないな。


今年もたくさんの魚と、仲間と、フィールドに恵まれたシーズンになった。


あと残すところ一ヶ月、終わりと言えばそこまでなのだが、もっと面白い釣はないものかと、最後まで日々をあがくのも悪くないと思っている。