甘くもほろ苦い大人パフェ
名古屋駅から徒歩8~9分。大通りから一本外れた道にたたずみ、大人空間を味わえるBITTERな移動車両。そこがMAGNI‘S COFFEE TRUCK。
街の喧騒からのがれるように、ひっそりと街に溶け込むそのバスからはクラシックな音楽が流れ、屋外でバーのような雰囲気が味わえます。
今の季節、レトロなストーブで暖を取り、1/fのゆらぎの炎で一日の疲れを癒やしながら、シメのパフェを楽しみませんか。
驚くことにこのバス、裏側の梯子から屋根に上れるんです!!!
そこからの眺めを楽しみながら味わうパフェやコーヒーはまた格別です。金曜日は夜遅くまで営業されていますので、お仕事帰りにアルコールも楽しめます。
この店舗、Volkswagenを改造しているんです。視点を変えて店内を見てみるのも、工夫を発見できて、違った楽しみ方ができますよ。
車内には電球や、本など、一つ一つが温かみのあるこだわりのグッズに溢れていてレトロな雰囲気を放っています。
置いてある本の中で、僕のおすすめは「ティファニーで朝食を」です!!
是非、手にとって読んでみてくださいね。
本を読んでいる間に、MAGNI‘S COFFEE TRUCKさんの大人パフェ「アフォガートパフェ」(550円、税込)が運ばれてきました。
「アフォガートパフェ」は、こだわりのコーヒーを提供しているマグニーズカフェならではのこだわりが溢れる大人なパフェなんです!
実はこのパフェ、三層になっていて、
一層目は、濃厚なコーヒーが底に沈んで、大人パフェをしっかり下支えしています。このコーヒーは、コーヒーランクで最上位に値するスペシャルティーコーヒーだそうです。
二層目は、店長の藤澤さん自家製のコーヒーゼリーがぎっしり詰まっています。中間管理職っぽく、一層と三層をなめらかに繋ぐ、このパフェの要的存在です。
三層目は、あま~いバニラアイスがのっかります(新入社員的存在かな?)。
そして、仕上げに濃厚なエスプレッソを注ぎ入れることで、すべてがうまく絡み合い、シンフォニーを奏でます。
早速、いただきました!
実際に食べてみて、一番に最初に思ったことは・・・「毎日食べたい!!!」
コーヒーの苦味とバニラの甘さが7:3ぐらいの「アフォガートパフェ」との出会いで、「パフェ=甘い」というパフェの概念が180°変化。大人パフェとの出会いに感謝です。
一層目のコーヒーは普通のブラックコーヒーではなく、少し酸味がおびるように焙煎をしていることによって、より深みが増していました。
だんだんバニラアイスが溶けてきてコーヒーの苦味とバニラの甘みが口の中で和音を奏でました。
変化を楽しむことができるこのパフェを食すときは、最後の一口まで、気が抜けません。ごちそうさまでした。
最後に店長の藤澤さんに一言いただきました。
「今日は、ありがとうございました。私もシメパフェの「一日の最後に」というコンセプトに興味をそそり、パフェを通してコーヒーの奥深さや大人の空間をみなさんに知っていただけたら嬉しいです。」
藤澤さんありがとうございました!!!
文責:名古屋学院大学 商学部 杉浦礼子ゼミ 田村尚也