解答の中心。

記述は、頭からダラダラと

書いていく方式ではいつまでも

構造化されてゆきません。

何が答えの中心で、

修飾語をどう選択してゆくか、

文脈の中から判断するという

手順を踏んでゆきます。

これからこの子たちは二年間かけて

国語の記述テクニックをさらに

体系的に学んでゆくことになります。

正直中学生までにある程度

国語のやり方は完成していないと

中学以降は時間をなかなか国語に

割けなくなってきます。

そこで、根本的な考え方が

抜け落ちてしまっていると

国語の成績を自力で上げることが

困難になってきます。

受験のためにというよりは、

今後の国語の学習のために、

基本的な思考法を小学生の間に

しっかり学んで欲しいのです。

それが、小学生指導に国語を

入れている一つの理由です。

来週までで文法暗記の課題も終わり、

再来週からは作文のテストも

スタートしてゆきます。

10分という時間でテーマに応じた

作文を書いていくテストを、

新しいテキストに移行するまで

続けてみようと思っています。

自分で文を書くようになると、

人の書いた文の見え方も変わります。

この子たちがどんな作文を書くのか

楽しみにしています。