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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 スピンオフ(初めてのチュー⑥)

2019.12.04 02:08

「パーパ、ちゅぎリリーにしゅる✋」



「いいよ♪じゃあ膝の上においで」



「あい✋」



坊やがまたお父さんの膝上にちょこんと座った。



「ちょっと‼️歌謡祭並の選曲じゃない!」



橘さんは更に興奮気味だ。



受付どころじゃなさそう。



優しく甘い歌声。



お髭生やしてて一見厳つくも見えるけど、坊やに向ける眼差しは、春の陽だまりの様に暖かい。



「ねぇ、パーパ」



「ん?」



「サンタさんもうしゅぐよね」



「そうだね」



「パシャできるかなぁ?」



「サンタさんをパシャするの?」



「そーよ」



「誰が?」



「パーパかおとーしゃんよ」



「それは難しいかも」



「どして?」



「毎年Xmasになると、カメラマンさんやTVのおじさん達がパシャしようってスタンバってるんだけどね」



「うん」



「サンタさんスピードが早すぎてカメラに写んないんだって」



「しゅごー✨」



え!?



例え話が可愛すぎる‼️



「パンマンとどっちが早いかなぁ?」



「サンタさんの方がちょっと早いんだって」



「しゅごいね‼️」



「たぁくん、ちゅかまえるよ」



「サンタさんを捕まえるの?」



「たっくんにはまだ無理だろうね💦」



「おとーしゃんならしゅぐよ✋」



「へへへ…」



「その確信はどこから来るんだろね  笑」



ん?



会話にちょこちょこ出てくる”パパとお父さん”って…



二人いるのかな?



まさかね。



生みの親と育ての親とか。



男親に生みはないか。



「かのんちゃん、ちょっと診察室入ってくれる?」



看護師さんから指名がかかった。



つづく