【神人靈媒日記 2019.11.24】 〜亡き母との対話〜
〜亡き母との対話〜
神人: 最近は、近親靈として神人チームに入ったんだね。
母: そう。非常にありがたいこと。良くしてもらってとても楽な処にいるから。安心して良いからね。
神人: そうか。良かった。楽な処とは?
母: ちゃんとね、守ってもらえる空間にいるから。
神人: そうか。ならば良かった。役目上、日夜色々な靈的攻撃を受けるからね、そっちもとばっちりを受けて大変だっただろう。申し訳なかったな。
母: ん、大丈夫。覚悟を決めて関わっているから。自己責任の上でそうしたのだから、気にしなくていい。だから色々と配慮してもらえたんでしょうね。
神人: それは有り難い話だな。指導靈団の方々に感謝申し上げます。 ところで、死んだ人たちは、通常はどうしていることが多いんだ?
母: 日本の仏教系の靈団は、まずいつまでも家に居てはいけない、生きている人に関わっていてはならないと決められていて、靈界の中に設けられている、言わば世間で言う極楽浄土としている場所に連れられていくのだけれど、みんな何もしないで瞑想ばかりして、過去を振り返っては反省ばかりしている。それが修行なんだと。
神人: それは前にも聞いたな。家にいてはいけない。人に関与してはいけない。靈団に従わなければいけない。など色々と決め事があるんだよな。
母: 生きている時にも学んだのだろうけど、命日やお盆など決められた時だけ、遺族たちとの関与が許されているのよ。 だから遺族や愛する人たちに対して、何かしてあげたいと思っていても、靈団の中にいると許されていないから、誰にも大したことをしてあげられないで、靈界の決められた場所にすぐ戻ってゆくことになる。
神人: そうなのか。靈団に属せば、自由意思は悪と見なされるのだな。 自分がしたいことが許されないのは、当然、欲求不満になるだろうな。それも、修行が足りないからと言われるのか。
母: そういうこと。靈人は肉体的欲求・物欲が殆ど無いから、欲求というのが自ずと限定されてゆくのよ。 だから、縁者や知人のために何か自分にも出来ることがあればしてあげたい、という欲求が自ずと強くなるものなんだよ。 そのためにも、自身の思いを縁者に伝えたいとか、そういう思いが強くなる。
神人: なるほどね。それは自然なことだ。 だから現界と靈界を取り継ぐ靈媒という役目が必要になってくる訳だな。 今の時代では、靈媒体質は心療内科的に診れば、完全な病気として括られ、社会的地位もないけどね。昔は大切にされていたのだろうけれど、現代では味噌と糞が一緒だ。(笑)
母: そういうこと。大切な御役目だと思うよ。 まだまだ世の中は分からない人ばかりだけれど、私も生前はそうだったけれども(笑)、これからは、あなたを理解したいと思う人たちが、本当にたくさん寄ってくるようになると思うからね。
神人: そうなのか…。疑念の強い面倒くさい人は別に来なくていいけどね。相手をするだけで本当に疲れる。(笑)
母: まぁ、そうでしょうけど、色々な人がいて世の中は成り立っているから、そういう人も必要なんでしょう。
神人: みんな必要な役割を担い存在している、ということは分かってはいるけれど、実際に直接関わってゆくのはかなり面倒くさい。ある程度の距離を持ってやはり接して行きたいな。(笑)
母: これから、あなたは人の欲求がよく分かるようになるようだよ。 それに対して、どうすれば良いか?を相手に教えてあげられるようにもなるらしい。
神人: そうなんだ。では指導靈のようになってゆくのかな…?
母: これまでは指導靈の方たちに聞いてから話したり、直接話してもらったりしていたでしょう。
神人: そうだね。長い間そうして来た。
母: これからは一体化してゆく感覚になって、自ずと善悪を見極められる状態になるらしいから、もっと素早く仕事が出来るとのこと。
神人: それはとても有り難い話だな。 スピード感はとても大事。時間の制約がある世界だから。 相手に対して、的確な良き助言を判りやすく素早く伝えられたら、かなり気分的にも楽になるよ。
母: どんどん進化しているみたいだよ。 これからも無理せず、御役目頑張って下さい。
神人: はい、どうもありがとう。
2019.11.29 神人 拝