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神様に呼ばれる神社参拝

神社参拝は初詣より年末に行くべき?

2019.12.04 12:38

 師走に入り、今年も残すところ1ヵ月を切りました。年始は、毎年決めている神社に初詣に行く人や、旅行を兼ねて、遠方の神社に参拝する計画を立てている人もいるでしょう。また、普段は神社に行かない人でも、初詣だけは行くという方も多いでしょう。


 とりあえず初詣はした方が縁起が良さそう、または恒例行事だから、伝統だからという理由で、年が明けたら神社やお寺に行く人も多いと思います。私の氏神様の神社でも、年末は閑散としていますが、年始は多くの人が参拝に訪れ、1時間以上並ぶこともあります。


 それでは、神社参拝は年始の初詣に、特別なご利益があるのでしょうか?

私は「年末の参拝」の方が、むしろ良い参拝になると考えています。もちろん、氏神様や近所の神社なら、年末も年始もどちらも参拝すると良いでしょう。しかし、遠方の神社や、なかなか行く機会のない神社であれば、年末に参拝するべきか、年始の初詣に行くべきか、悩んでいる人もいるかもしれません。


 神社参拝では、神様にお願い事をするのではなく、「感謝の気持ち」を伝えてください、と著書「神様に呼ばれる神社参拝でもお伝えしています。


「感謝の気持ち」を伝えるのであれば、年末に参拝する方が良いでしょう。

幸せが訪れたことや、一年を健康で、無事に過ごせた「感謝の気持ち」を伝える、御礼参りに行きましょう。今年は幸せなことは何も無かった、病気で苦しんだ、不幸なことがあったと思う人も、すべてはあなたが経験すべき経験であり、その経験は人生の糧(かて)となっています。経験から学んだことや、不幸中の幸い、大難を小難に、小難を無難にしてもらえたことを神様に感謝するために、年末に参拝するのがおススメです。


 そして、知らないうちにためてしまった罪穢れを、年末に祓って、清々しい心と身体で新年を迎えるという意味でも、年末の参拝が良いでしょう。


 また、年始は初詣で多くの人が参拝するため、ゆっくりと神様と話す時間がありません。年末であれば、参拝客が少ないので、ゆっくりと神様に感謝の気持ちを伝えることができます。年始に参拝する場合は、できるだけ朝早く参拝すれば、清々しい神域で、静かにゆっくりと、心地よい時間を過ごすことができるでしょう。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口 哲也