フォーム改造計画

草薙運動場のサブトラック。新しいウレタンを張る作業がほぼ終わりました。堅牢なものをつくり長持ちさせるのでなく、古いものを取り除いて新しいものに取り換えることで長持ちさせる作戦。まさにそれは、福岡伸一さんが言うところの古い細胞を壊して新しい細胞に絶えず入れ替える戦略～動的平衡～に他ならない。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」

ということで、なかなかタイムが伸びない56歳（男）。フルマラソン後半でいつも膝痛でペースダウン。これはきっとフォームが悪いんだと思い、図書館で借りた『誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本』（みやすのんき著）と『アルティメットフォアフット走法』で、フォームを見直す。古いフォームを捨てて、新しいフォームへ。

「私はランニングの有名コーチでも監督でもなく、元選手でもありません。運動オンチ、そして、不摂生の極みで体重が85キロあった一介のマンガ家です。しかし50歳を過ぎてからポンコツの身体に鞭打ち、サブスリーを達成しました。」（「はじめに」）

専門家ではないと言いながら、この本かなり理論的。今まで正しいと思っていたことが間違っていたとういうことが多数ありました。しかし、チェックポイントが60もあるので、全部チェックしながら走ると、頭の中がこんがらがって、ギクシャクした走りになってしまいます(^^;

なので、とりあえず３つに気をつけて、フォームが定着するよう繰り返してます。

「同じ側の上半身と骨盤を連動させる」

「足は上から回す」

「フォアフットになるための一番のコツは膝の前傾」

とりあえずこの３つが無意識でできるようになったら、次の課題に取り組もうかと思います。

なお、みやすのんきさんのフェイスブックページには、練習ドリルや動画も掲載されています。

ということで、フォーム改造計画～古い自分を打ち壊し、新しい自分を手に入れる～！いっそのこと、性格も思考も入れ替えたいところですが、そしたら自分じゃなくなっちゃいますかね。そもそも「自分」とは、どう定義すればいいんでしょう？なんだか、だんだんわからなくなってきた…。「セブンイレブン、いい自分。」（なんじゃ、そりゃ）