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Fishing Diary

〜2019.12.3〜 つり天国

2019.12.08 05:05
先月に引き続き一泊二日で那須へ。


初日は前回同様つり天国。


6時半到着。気温1度。


前回よりも更に気温は下がり、季節は完全に冬へ。





今回もオヤジさんのご好意で7時より少し早いオープン。


早速1号池に向かう。





水温低下の影響か、水面に反応がなく


早めに中層へのサーチに切り替える。


少し続けてみるものの、全く反応してくれないので2号池に移動。




8時頃になると強めの北風が吹き始め、


キャストも難しくなってくる。


こんな時はスプーンのウエイトを5gまで上げる。


魚のタナとか言う前に、ルアーが飛んでくれないと話は始まらない。


5gであっても巻くスピードを上げれば浅いタナも引くことは出来る。





言ってる矢先にヒットするがすぐにバレる。


その後もあたりはあるが、どうも食ってるというよりは


スレのような感じがした。


その理由は風が弱まり、魚の姿を見て何となく理解した。


トラウトの体には婚姻色が現れ、ペアリングしている姿も見えた。


バスと同じで、かなり神経質になっている時でもある。


おそらくルアーを邪魔者扱いして弾いてるのかと思い


カラーを更に派手なものに変え、威嚇バイトを誘っていく。


そして、ようやく口を使ってくれた。





50cmくらいのスチールヘッド。


相変わらずトルクのある引きで楽しませてくれた。


ランディング寸前にも走り出すので、最後の最後まで気は抜けない。


ヒットルアーはディープカッパー5gの蛍光ピンク。


中層あたりでヒットした。




その後も続くかと思いきや、前回とは変わって全くの無反応。


フライマンですら、今日は全くだよとぼやいている状態。


あっという間にお昼を迎え、少し休憩を挟んでから再開。




この日の天気は晴れ予報だったが、午後から突然雲行きが怪しくなり


ポツポツと雨が降り出した。


時々あった小さなアタリも、これをきっかけに全く無くなり


ひたすら投げて巻いての時間が続いた。


寒さに追い討ちをかけるような雨。


忍耐が必要になるこの状況はネイティブと何ら変わりはない。


こんな時こそ、いかにこの状況を楽しめるかが


自分のメンタルを保つ秘訣なのかもしれない。


何はどうあれ、ルアーを投げ続けなければ魚は釣れないのだ。


ルアーのローテーションを繰り返し、時々プラグのアクションを試してみたりと


自分の釣りたい欲が発する殺気を押し殺す(笑)





でも、対生き物であれば、そんな努力も結果に結び付かないもので


陽も傾きかけてきた。


そして16時半頃だろうか、ようやく1号池でヒット。





でもこの子、エラから血を出して弱っている。


よく見ると口の奥に小さなスプーンが引っ掛かっていた。


暴れる中何とか外してやり、ネットの中で少し休ませてあげると


クネクネと泳ぎ始めたのでリリース。


この魚がこの日最後になった。





厳しすぎる一日になったけど、管理釣り場でもこんな時はある。


走り回って魚を探す必要はないけど、


魚の行動パターンを読んで食わす行為は同じ。


時によってはネイティブ以上の難しさを強いられるのかもしれない。


でも、これは管理釣り場側の責任ではない。


どこの場所でも、釣れないからダメみたいな酷評を時々目にするけど


そんな情報はあてにならない。


前回はよく釣れたけど、今回は厳しかった。


今回の僕は正にそんな感想だし、


それが釣りだ。


場所や物のせいにする前に、他にやれることは無かったのかを


考えてる方が前に進める。


そして、何より一日たった4,000円でこんな綺麗な場所で


遊ばせてもらえるのだから、それ以上何も求めません(笑)


オヤジさんに挨拶をして、つり天国を後にした。




そして、この日も車中泊。


とにかくまずは風呂。





温泉に浸かり、久しぶりに指の感覚がしっかり戻った(笑)


風呂の後はファミレスで食事をして、前回と同じ駐車場へ移動。


まだ夜の10時だというのに、エンジンを止めて横になると、そのまま寝てしまった。