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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

石川貴之のラボ式トレーニング講座

2019.12.06 05:30

ヒトは250万年前、四足歩行から二足歩行へ進化した

●火をおこす

●魚を捕まえる

●手で食物をつかみ

●居住地を構える

そして私は今、指先でタイピングをし、手先の巧緻性が他の動物と比べ、大きく進化したことを実感している。我らの先祖であるチンパンジーは、パソコンやスマートフォンを扱うことはできない。

四足歩行と二足歩行の大きな違いは、手が移動手段から解放され、上腕部の筋肉が必要なくなったことにあるのだ。姿勢保持は足だけでできても、二足歩行で移動する動物は稀である。パッと思いつくのはペンギンだろうか。

ヒトは中枢神経系の発達にエネルギーをシフトし、いまにいたる。

認知革命によりヒト同士で高度なコミュニケーションを可能とした。ボディーランゲージから話すことを覚え、文字を開発し、今では遠く離れた場所から映像を使い会話ができる。近い将来、言語の壁も取り払われるのは約束されているといっても過言はない。

進化の過程から見ると中枢神経系の発達と、上腕部の発達は相反するものといえる。

上腕二頭筋や三角筋の過度な発達は、中枢神経系の発達を阻害するものではないだろうか。

現代のトレーニングは男女に限らず、進化と逆行した筋肉を鍛えることが、本当に流行している。果たしてムキムキに鍛えあげた筋肉は、何の役に立つのだろうか。その筋肉を操れる中枢神経系と末梢神経の連動はできているのだろうか。逆に故障や体調を崩しやすいカラダになってないだろうか。果たしてこの時代がいつまで続くのであろうか。

わたしは世の中がそれに気づきだし、シフトチェンジするのではないかと感じている。

なので多くの方々に新しいトレーニング方法を伝達し始めた。

今年春の出版や、ラボ式トレーニング講座はその一旦となる。


「ヒトは何に生かされているのか」

ビックバンがおき、宇宙の始まりがおよそ138億年前。

この時間軸から考えると、たかが250万年という微々たる時間の中で、我々は生きてきた。10億分の1にも満たない時を過ごすヒトの本質はどこにあるべきなのか。

ミクロ的な視点で進化と逆行している我々は、宇宙や地球とシンクロできているのか。

もしそうでなければ、進化の方向に向かっていなく、宇宙から見た長い時間軸からすると、退化や滅びる方向へ時を刻んでいるともいえる。

そうはありたくないので、スポーツに携わりトレーニングを考案する中で、宇宙に対し、地球に対し、ヒトの進化に対して、どういう考え方でパフォーマンスを変化させる手技・手法があるのか、様々なことを知る必要がある。前著ゼロ・グラヴィティ理論は、ヒトの進化に対してトレーニングのあり方が題材であることは、読者のかたには理解いただけるであろう。

手に取るのは目の前にある教本や、書店に並ぶ健康本とは全く種類が別のものといえるであろう。そんなことを考えていると、今後のトレーニング分野での発信源は、日本にあるのではないだろうか。いやそうあるべきであろう。

なぜなら白と黒を二極化する西洋文化と異なり、グレーゾーンの中で独特の文化を生成してきた東洋的思想は、自然との調和が正常と定めている。まさにこの考えが、自然界との共存であり、カラダの動かし方や、つくり方の根本となるのだ。西洋文化では考えもつかない観点である。

日本人以上に、日本文化を好む外国人はそれに気づいているのかもしれない。

自然とマッチングする考えを持つJAPANの素晴らしさに。

西洋から持ってきたものだけでトレーニングの概念を植え付けるのではなく、我々でアップデートし、グローバルスタンダードを一緒に作りませんか。

その仲間を大募集中です。





日時:2019.12.22(日) 13:00-15:00

テーマ:ランナーの進化は四足歩行に隠される

場所:群馬県太田市新井町カラダラボ本店内

料金:4,400円

駐車場:有り

連絡先:0276-47-1200(カラダラボ太田本店)

mail:chamizu.global@gmail.com

▷こんなヒトへ...

☑︎人間の進化の過程とスポーツの適合のアイディアが欲しいヒト

☑︎ランニングのトレーニング方法が知りたいヒト

☑︎トレーナーの勉強をしているヒト

☑︎石川の話が聞きたいヒト



▷前回の風景