無理しないためには気づくこと
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
12月に入り、なにかと気忙しい日々が続いています。
来週にはクリスマス。
今年から12月23日が祝日ではなくなったので、週の中日のクリスマスは通常の平日で終わってしまうという人も少なくないのかもしれません。
クリスマスも過ぎると、いよいよ年末、年の瀬も際際といったかんじです。
イベントごとの多い時期でもあるので、多忙な時期を勢いでさばいているうちに、自分自身のケアが後回しになりやすいタイミングでもあります。
お休みに入ってから、積み重なった疲労が一気に押し寄せて体調を崩してしまうようなことになっては、せっかくの年末年始を残念な気持ちで過ごすことにもなりかねません。
お休み前だからこそ済ませなければならないことも多いかと思いますが、ご自身の状態にも気を配りながら、無理のないように過ごせるといいですね。
無理なくといってもなかなか難しいかもしれませんが、毎日自分の状態をかえりみるタイミングを持つように意識するたけでも、度を超えた無理はできなくなるものです。
血が出ていることに気づかないうちは、痛みを感じずに動けてしまうことに似ています。
自分の疲れや不調に気づかないでいると知らないうちに限界を超えてしまいますが、疲労や不調を自覚すると、今以上にしんどい状態にならないようにと無意識にブレーキがかかるのです。
今の自分の心身の状態をふり返ることを、寝る前の習慣にしてみるといいかもしれません。
ただ、普段から無理も込みこみで見通しを立てている人は、たとえ毎日自分の状態をふり返ってみても、「このくらいならまだいける!まだやれる!」と、エネルギーが本来最大100のところを、120や200、1000で見積もって考えてしまうと、結局無理を押してしまうということにもなりかねません。
何事も100%以上の力で臨むと、予期しない何かが起こった時に割く余力がなくなってしまいます。
自分で思う60%くらいの力で臨む方が、不測の事態が起こったとしても対処できる余力も残すことができ、自分自身も良い状態を保ちやすくなります。
6割の力を意識しながら、自分の状態を日々チェックして、忙しい時期も健康に乗り切れるといいですね。
かしこ