2019年は私の染め元年!
それぞれ少しずつ彩度の異なるピンク。どれも天然の色素を取り出して布に染めたもの。時間が経ってちょっと枯れたようになったピンクも味わい深い。左上:コチニール、右上:紅花、下:ハイビスカス。
天然色素で染めたものを身に着けたり、身近に増やしていくことの楽しさを知りました。
2019年は私にとって染め元年! 村上志緒先生の講座を通じて染めに興味を持ちました。そして、この2019年の最後の最後になって、ようやく自分なりの染めの方法が見えてきました。
実を言うと天然色素で染めるって作業の大掛かりで大変な工程にちょっととまどっていたのです。第一にびちょびちょになるのが苦手、日本は水が豊富な国なのでこういう方法ができるんだろうなぁ、私の教室では無理だわぁ。そして、第二に時間が結構かかる、自分一人で気軽にはできいないなぁ。第三に天然色素がとれる「具」や媒染について理解するには相当知識が必要だなぁ・・・いろいろなことが気になって、なかなか踏み出せなかったんです。でも、「布を染める」という発想から「色素の抽出」に力点を置いたときにいろいろなことが解決しました。
「色素の抽出」でハーブの浸剤やチンキ、浸出油でいろいろと試行錯誤してきた経験を活かすこともできそう。今までは取り出したい物質が親水性か親油性を考えていたところに、Phの軸を取り入れて、酸性かアルカリ性を考慮する視点を取り入れればいい!
こんな感じで植物染めの体験レッスンを開始しました。何やら理屈っぽくってごめんなさい。何かを始めるのは勇気のいることなんです、私にとっては。「なぜそういう作業をするのか」「なぜ染まるのか」「なぜその色になるのか」・・・いろんな「なぜ」を少しでも解決できる講座にしたいと思います。ぜひ体験レッスンでお待ちしております。詳しくは下の画像をクリックください。